日別アーカイブ: 2009年1月24日

民主党 山岡国対委員長は説明責任を果たすべき。事実無根なら法廷闘争に持ち込むのが筋ではないだろうか。


山岡氏は、マルチの時も黙りだったが今回もその手法をとるつもりだろうか。

ネタがあがっている以上、否定するならそれなりの証拠を提示して、説明責任を果たすべきだろう。

相手が記者会見している以上、しっかり顔を出して、会見をした方がいいと思う。

二次補正がすんなりあがっても新年度予算審議があるわけで、民主党にとっても思わぬアキレス腱であることは確か。

疑惑を晴らすことこそ、まともな国会論議の必須条件ではないだろうか。

 

福田・真岡市長:民主・山岡氏に資金提供 双方の主張食い違い /栃木

 真岡市の福田武隼(たけとし)市長(66)が01年4月の市長選で、民主党国会対策委員長の山岡賢次衆院議員(比例北関東)から、選挙の応援に公設秘書の派遣を受けた報酬として、計405万円を提供していたことが発覚した。福田市長は23日に会見し「選挙戦の終盤で断りにくかった。山岡氏への謝礼という認識だった」と話したが、山岡氏は同日「秘書を派遣した見返りを受け取ったことはない」と全面的に否定した。双方の主張は大きく食い違い、何が真相か分からない状態となっている。【戸上文恵】

 ◇「謝礼」「選挙妨害」…真相は

 同日、真岡市役所で会見した福田市長によると、01年の市長選への出馬を控えた00年12月16日、山岡氏と公設秘書が市長の自宅を訪ね、山岡氏自身から、秘書を派遣する見返りとして、報酬を支払うよう要求されたという。福田市長は当時、山岡氏の後援会長を務めていた。

 報酬は一度に支払うのではなく、分割払いすることで合意。福田市長が理事長を務める「医療法人社団 福田会」(同市並木町3)は同20日、「ニューワールド」(東京都渋谷区)と顧問契約を締結し、01年1月~03年3月の間、「顧問料」として毎月15万円ずつ支払ったという。

 福田市長は「支払うことに抵抗感はあったが、(秘書を)引き揚げられると困るだろうということをにおわされた」と釈明した。また、不透明な形で資金提供をしていたことについて、福田市長は「問題だった。(税務署に)修正申告したい」と語った。

 これに対し、山岡氏は文書で「まったく事実に反する。市長に当選後、寝返って政敵となった市長サイドの虚言であり、市長選への悪質な選挙妨害しか考えられない」と反論している。

 福田市長は山岡氏の反論に対し「選挙妨害するつもりは全くない。忙しい人だから、忘れているのかもしれない」と話した。

 福田市長は昨年の12月議会で、3選不出馬を表明した。任期満了に伴う市長選(4月19日告示、同26日投開票)には、福田氏と同様、山岡氏の後援会長を務めていた病院理事長の斎藤鉄男氏(67)と、福田市長の後継候補で同市副市長の井田隆一氏(63)の2新人が立候補する見通しだ。

毎日新聞 2009年1月24日 地方版

 

民主シンパのぽぽんぷぐにゃんさんもお怒りのようです。

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カテゴリー: ニュースと政治

田村正和の「疑惑」(松本清張)、深遠なドラマに涙。人間の心の複雑な哀しみを再認識したい。


今日の動き

13:00 ライオンズユース報告会

19:00 語る会

 

「語る会」を終えて帰宅。チャンネルをひねると、第2回目の放送となる「銭ゲバ」。松山ケンイチの演技力に脱帽。それにしても、人生の悲哀と絶望を背負った悪人を主人公にした設定に、何ともやりきれない。しかし、こういう人生も存在する。良い悪いで割り切れない、一瞬の歯車の狂いが、生き方を根底から変えてしまう恐ろしさ。

 

そして、田村正和の「疑惑」。こちらは、途中から見たのだが、ぐいぐい引き込まれる。

原作は読んだことがないが、球磨子の数奇な人生と愛の遍歴。

真実の愛に出会ったと思ったら、無理心中という裏切り。しかし、それを認めたら、愛を失う。

自らを殺人者にしたてることで、愛を永遠たらしめようと自殺を図るとは。

なんとも悲しい、哀しすぎる。

ひさびさに、涙が頬をつたってしまった。

もちろん、妻には見せられませんが。

感極まってしまうのです。

 

松本清張生誕100周年だそうで、点と線や砂の器などミステリーの巧みさも舌を巻きますが、

ドラマに秘められた、人間というものの、不可思議さ。その感情の複雑さ、そこから生まれる哀しみ。

人間とは、こんなにも繊細で高貴な生き物だということを再認識した次第です。

マスコミへの皮肉と、報道のあり方という問題点も認識しながら、筆を執る人間の狡猾さ、弱さ、儚さ。

改めて、人間は何のために生き、何のために死ぬのか。

考えさせられました。

 

テレビ朝日|疑惑 公式サイト

 

以下、スポーツ報知より

田村正和「疑惑」解く…松本清張作品25年ぶり主演

 俳優の田村正和(65)がテレビ朝日開局50周年ドラマ「疑惑」(今冬放送予定)で松本清張作品25年ぶりの主演を務める。

 同作は保険金殺人容疑者の白川球磨子(沢口靖子)を、田村演じる国選弁護人・佐原卓吉が世論を敵に回して弁護しながら、事件の真相を解き明かす傑作ミステリー。

 03年には球磨子を“クロ”と扱い「鬼クマ」とあおる新聞記者・秋谷茂一を主人公にドラマ化、82年には桃井かおり(57)演じる球磨子を中心に映画化されている。

 来年迎える清張生誕100年を記念し、民放各局がそれぞれ清張作品を放送予定。50周年を迎えるテレビ朝日は、各局に先駆け「人間の表と裏を出せる強烈な原作」と選出。制作サイドは、原作でも描かれなかった佐原の人間性も織り込んだ“田村弁護人”を念頭に「清張と田村さんの組み合わせを見てみたかった」と84年のフジテレビ系「地の骨」以来の主演起用を説明。球磨子役の沢口に関しても「悪女とは正反対の色を持っている方に」と新たな可能性に期待を込めた。

 このほど、撮影が行われた石川・金沢市で会見が開かれ、地方ロケを行った田村は「嫌いな飛行機に乗るなら外国まで行った方が。それを曲げてでも出たかった」と骨太作に自信。同局系「鉄道捜査官」など、近年は犯人を追いつめる役どころが多い沢口も「今回は攻められているなと感じながら新鮮な気持ちで」と新境地開拓を口にした。ほかに秋谷記者役で室井滋(48)が出演。

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カテゴリー: エンターテイメント

オバマ新政権は拉致問題にどう取り組むのか


テレビは、オバマ一色であきれるくらいの礼賛。

これで、本当にいいのだろうか。

米国が犯してきた膨大な罪を、彼が本当に精算できるかどうか、グアンタナモを象徴的に扱うことで、オバマの正義が粉飾されはしないかと危惧している。

日本の当面の課題は、北朝鮮によるテロ行為、犯罪行為である「拉致問題」だが、

なぜに、ほとんどのメディアが課題として取り上げないのは何故か。

私には、民主党への配慮以外何者でもないと思うのだが。

昨年、ウニタ書房の遠藤忠夫氏が亡くなったとき。拉致問題への関わり、NHKの問題点等々が語られることはなかったように思う。

マスコミの論評能力がこのところ低下しており、問題を掘り下げることなしに、日本の立場を政治的にもメディア的にも表明し、具体的な解決方法を探る努力が必要だろう。

なぁなぁで、調整型で日本の政治も行われてきたが、今後は、国民の違和感を払拭するためにもストレートな論議で、白黒をはっきりさせてほしい。

そして、麻生首相は、オバマ新大統領と拉致問題解決の約束をしっかりして欲しいものだ。

 

以下、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞

泉田知事:拉致問題の進展に期待 オバマ米大統領就任で /新潟

 オバマ米大統領が就任したことについて、泉田裕彦知事は21日の会見で「融和、協力について期待されている人。拉致問題も人道問題であり、お互いの心に響くような交渉をしてほしい」と語り、拉致問題の進展に期待感を示した。

 泉田知事は、岩手県知事を除く46都道府県知事でつくる「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」の会長代行を務める。同会もオバマ大統領に問題解決への協力を求めている。【渡辺暢】

毎日新聞 2009年1月22日 地方版

 

【主張】米新政権と拉致 日米韓の連携にはずみをCommentsAdd Star

2009.1.24 03:43

このニュースのトピックス米国

 中曽根弘文外相とクリントン米国務長官の初の電話会談が行われた。拉致問題については、クリントン氏自らが言及し、「非常に強い思いを持っている」と述べたのに対し、中曽根氏は「拉致問題は最重要課題であり、核問題とともに協力していきたい」と答えた。注目すべきやりとりである。

 これまで、オバマ政権が北朝鮮の拉致、核問題にどう対処しようとしているのか、日本政府は十分な見極めがついていなかった。昨年10月、ブッシュ政権が北へのテロ支援国家指定を解除した際、大統領候補だったオバマ氏が「一歩前進だ」と評価した以外、オバマ氏の対北姿勢は未知数だった。

 副大統領のバイデン氏が対北融和派で、指定解除を推進したヒル前国務次官補の「米議会内の後ろ盾だった」(政府筋)という見方もあった。

 だが、日米外相電話会談でクリントン氏側から拉致問題への言及があったことを、日本政府は米がこの問題を忘れていないというメッセージだと前向きにとらえ、積極的に働きかけるべきである。

 ブッシュ政権では、シーファー前駐日大使の尽力もあって、拉致被害者、横田めぐみさんの母、早紀江さんとブッシュ大統領の面会が実現し、ブッシュ大統領は拉致を北の国家犯罪として指弾した。オバマ政権にも、拉致問題を改めて世界に知らしめる強力なメッセージを期待したい。

 先の日韓首脳会談で、麻生太郎首相と李明博大統領は拉致問題などで日米韓の連携を強めていくことで一致した。韓国は昨年2月、北に融和的だった盧武鉉政権から李政権に代わり、日韓両国が拉致や核問題で以前より協調しやすい環境が整ってきたといえる。

 最近、拉致被害者の田口八重子さんから日本語教育を受けた元北朝鮮工作員の金賢姫・元死刑囚が「田口さんの家族に会いたい」と希望していることが伝えられた。面会が実現するよう、日韓両政府の協力を求めたい。

 米民主党にはクリントン政権時代の94年、北の核凍結の見返りに軽水炉提供を約束した枠組み合意が成立しながら、北がひそかに核開発を続け、裏切られた経験がある。前のめりの米朝対話にブレーキをかけるのも日韓の役割だ。

 拉致と核問題の解決に向け、日米韓を中心とする対北包囲網を再構築すべきである。

 

麻生首相「危機への認識一致」 オバマ大統領との連携に意欲

 米国のオバマ政権発足を受け、日本政府は麻生太郎首相とオバマ大統領との首脳会談の早期実現へ調整を急ぐ方針だ。与野党幹部からは21日午前、日米関係の強化と世界経済立て直しに期待する声が上がった。

 首相は21日昼、オバマ大統領の就任演説について「経済危機に関する認識が一致している。国民の潜在力を引き出す手法も基本的には同じ。世界第1位、第 2位の経済大国が一緒に手を組んでやっていけるなと改めて確信した」と述べ、危機克服に向けた緊密な連携に意欲を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 河村建夫官房長官は午前の記者会見で「日米同盟の一層の強化を求めていきたい」と述べ、地球温暖化や北朝鮮の核、拉致問題などで協力したい考えを表明。同時に「早期の大統領との首脳会談の実現に向け調整を進めていきたい」と述べた。(21日 16:01)

 

南の島の王子 さんのブログより転載  

2008年12月05日(金)

拉致隠蔽に加担したかNHK

遠藤 忠夫氏(えんどう・ただお=元ウニタ書舗店主)24日午後7時13分、肺炎のためさいたま市の病院で死去、83歳。葬儀・告別式は29日午前11時からさいたま市緑区東浦和4の13の24、光彩セレモ浦和ホールで。喪主は妻光江(みつえ)さん。
 元日本共産党員。海外で活動した日本赤軍の支援者として、声明発表などの国内窓口だった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008112501000924.html
遠藤忠夫というと一般にはあまりなじみがないが、石岡・松木・有本の「よど号犯による拉致」の被害者家族にとっては重大な「妨害者」である。その「妨害」の真相を結局、あきらかにすることなく死亡した。北朝鮮、よど号犯のエージェントと言っても過言ではないだろう。
17年前の記者会見
1983年、有本恵子さんは拉致された。それから5年後の88年9月、札幌の石岡さん宅に3人(石岡亨さん、松木薫さん、有本恵子さん)が平壌にいることを伝える手紙が届く。
「どなたか社会党の議員さんを知りませんか?社会党なら北朝鮮とパイプがあるそうだから、なんとかなるのでは」と石岡さんに言われて有本さんご夫妻が思いついたのが、土井たか子氏である。まさに有本さんの地元の有力議員だった。西ノ宮の事務所に足を運び秘書に救出の御願いをするも、まったく何の反応もなかった(朝鮮総連にこの石岡さんの手紙の件を伝えるという反応は、あったのではないかと言われている)。
社会党が全く動かないため、次ぎに自民党の安倍晋太郎事務所に連絡をする。秘書が同行してくれて、警察庁、外務省と回るが、「国交がないのでどうにも出来ない」というだけで、さらには外務省は「危険ですので、秘密にしておきましょう」と口止めをした。
90 年末、「週刊文春」が恵子さんのことを取材にくる。秘密にしておいたものがなぜ漏れたのかは不明だが、知っていたのは相談した警察と外務省以外にはない。週刊文春の取材に対して、「救出のためには表に出したほうがいいんじゃないか」と考え、これによって大きく報道されることになる。
1991 年1月、石岡、松木、有本の3家族は記者会見を開いて氏名を公表して救出を訴えることになった。1月15日夜、NHKの記者(山本浩氏)から「記者会見の前にぜひ会ってほしい人がいる」と言われ、翌16日、NHKの崎本利樹氏(東京)・田村啓氏(神戸)の2名の記者に、ウニタ書房の遠藤忠夫氏を紹介される。遠藤は「私たちは金丸氏の訪朝のために一年半あまり、いろいろと努力してきました。今ここで警察よりこんな話(拉致問題)が出てきては、何もかもぶち壊しになってしまう。私たちは金日成と太いパイプを持っています。任せてくれれば一、二ヶ月で解決できる。恵子さん達は生きている。会見を中止すれば助けてやる。」と言い、記者会見の中止を求めた。しかし、会見の場所に各社の記者を待たせた状況で中止は出来ず、「では、住所と氏名は言わないようにして下さい」と言われ、結局、名前も住所も公表せず、出席した他の記者からは反発、不満、怒りをよんだ記者会見となってしまった。「事件を公表して世論を喚起し、国に早期解決を促す」という当初の目的も達することは出来なかった。この記者会見の2週間後には第一回日朝国交正常化交渉が行われたが、有本恵子さんや石岡亨さん、松木薫さんの名前が出されることはなかった。94年、週刊文春が記事を掲載したことにより、再度、記者会見を要請したが、この時は各社とも全く取り合わない状況となってしまった。
遠藤忠夫氏は、2回ほど、有本さんと会い「自分たちが今動いているから、いずれ帰国出来るようにします。」とか「今にも帰れますよ」などと言っていたが、その後、「パイプがなくなった」と言い捨てて手を引いてしまった。もちろん事態は何も進展していない。始めからこの記者会見を中止させることが目的であり、実質的にはその目的は達せられたといっていいだろう。有本さん等が遠藤忠夫氏の言い分を受け入れたのは、NHKの記者の紹介・同席という事実があったからである。NHKもまた共犯と言わざるを得ない。
北朝鮮は88年に有本恵子さんは死亡したとしているが、遠藤忠夫氏が「恵子さんは生きている」と言って、記者会見を中止させたのは91年である。本当に生存の情報を持っていたのかどうか、徹底的に解明されるべきである。
遠藤忠夫氏は、元共産党員、元国労幹部で、その後、左翼系出版物や機関誌を専門に扱う「ウニタ書舗」を経営。国労時代の70年代、総評の岩井章の命を受け北朝鮮と独自に交渉を行う。よど号グループの帰国実現に奔走し、北京でリーダー田宮高麿と極秘に接触した。北朝鮮のエージェント的な役割も果たしていたと言われている。日本赤軍の重信房子等の支援者でもあり、レバノンで数回に渡って重信等と面会している。
有本さんの質問状
平成13年5月31日
日本放送協会 御中
神戸市長田区蓮宮通4-38
有本 明弘
貴局の報道姿勢に関する質問状
拝啓、初夏の候益々ご清祥のことと拝察致します。
 さて、私と妻嘉代子の三女「恵子」は、昭和57年4月から留学のため訪れていたヨーロッパにおいて、昭和58年10月から消息を絶ち、昭和63年9月、北海道にご在住のIさんからのお知らせにより、北朝鮮に複数の日本人と共に自由を奪われた生活を強いられている事が判明致しました。
 この事に関しては、平成5年5月に兵庫県警外事課の警察官により、娘と北朝鮮の工作員が一緒に撮影された写真を提示され、調書にも署名致しました。
また、その後の報道内容などから見ても、娘が本人の意思ではなく拉致された事は、もはや疑う余地のないところと確信しております。
 私ども家族は、一日も早い娘との再会を信じ、18年間涙を呑んで待ちつづけて参りましたが、貴局が行った、私達家族に対する取材活動について、甚だ理不尽な行為があり、以下要項にて事実関係の究明とその情報の開示、貴局としての見解をご質問申し上げます。
 本行為により、結果的に娘の事件は永く隠蔽され、家族が強いられた心労は筆舌に尽くしがたいものでありました。更に、私達家族が被った不利益以上に、「拉致事件」が現在まで何ら進展していない事実を勘案すれば、北朝鮮との交渉の場において、深刻な影響を及ぼしているのではないかと、恐ろしくなる程でございます。
私達の様な取材対象者の意思を、報道に携わる立場の者が意図的に歪める様な本行為は、貴局に求められる報道倫理に著しく反するのではないでしょうか。
 何卒、視聴者の負託にこたえる為にも、貴局の真摯な姿勢と誠実なご回答を希望して止みません。
 先ずはご質問旁々ご挨拶まで。
敬具

(1)問題事案の背景
 平成3年1月16日、私ども夫婦と私の妹、石岡さん(北海道)のお母さんとお兄さんの5名は、外務省への「救出要請」の後、同省近くの会場で記者会見をもち、「事件を公表して世論を喚起し、国に早期解決を促す」事を企図していた。
 一連の行程は全てNHKが手配し、同社は記者会見の幹事会社を引き受けていた。しかし、15日夜神戸放送局の記者・山本浩氏から私宛に連絡が入り、「記者会見の前に、東京で会って欲しい人が居る」と申し入れがあり、事情が分からないまま、承諾した。
 当日、記者会見場に報道各社を待機させたままで、有本・石岡(家族側5人)は、NHKの崎本利樹氏(東京)・田村啓氏(神戸)の2名の記者に、ウニタ書房の遠藤忠夫氏を紹介され、計8名による会談がもたれた。
 遠藤氏は「氏名および住所を公にすると、日朝交渉に伴う水面下の努力が水泡に帰すので、止めて欲しい」と懇願し、「替わりに金日成の主治医につながる確かなパイプを有しているので、1~2ヶ月待ってもらえれば解決できる。」と事実上の会見中止を要請し、家族側は同意せざるを得なかった。記者会見は開かれたが、当初の私達家族の目的は頓挫した。
 平成5年5月には兵庫県警外事課より娘の消息につながる証拠写真の提示を受け、調書が作られ、翌年3月の週刊文春が「恵子と・石岡亨さん・松木薫さん」の拉致に関わる記事を掲載した。これらの事を踏まえ「事情が大きく異なった」として私は再度記者会見を要請するが各社全く取り合わなかった。
 NHKに対しては、同年4月以降再三説明を求めたが、社会部長の井手上伸一氏から問題の究明に取り組むとした返答を、12月22日付けで受領したものの、約6年半が経過した現在も、私達家族はその結果を知らされていない。
 「拉致事件」に関する国民的関心が高まった今日、本件を個人的なものとして曖昧なままこれ以上放置することは、事件の早期解決に向けた国民的コンセンサスづくりに、むしろマイナスであろうと判断し、今回の「質問状提出」に至った。
(2)質問及び要望事項
1. 本件に関し、事実関係を調査して結果を公表して下さい。
2. 本件が貴局の報道倫理上問題が有ったのか否か、貴局の見解を表明して下さい。
3.本書文中の石岡・松木両家のプライバシーに充分ご配慮頂くことを、切にお願い申し上げます。
(3)添付文書
1. 本件について、支援者が私達家族への聴き取り調査に基づき記述した、ミニコミ紙の当該紙面を2種各1部づつ同封します。
2. 本件に係わったNHK関係者及びウニタ書房遠藤忠夫氏の名刺写しを同封します。
(4)回答方法及び回答期日
1. 本文書へのご回答は、本書到着の後1ヶ月以内に文書にて行って下さい。
2. ご回答には、どの部署の誰が調査し、誰が責任ある回答をされるのか明らかにして下さい。
(5)本書の取扱いについて
 本質問状については、貴局の監督官庁である総務省及び総務大臣に対し、同様趣旨の文書を提出させて頂きました。
 また、質問状提出及びご回答内容については他のマスコミ、拉致問題にかかわっている主要支援者に対し、公表します。
                                   以上
*注 
上記質問状の中で「私ども夫婦と私の妹、石岡さん(北海道)のお母さんとお兄さんの5名」が記者会見をしたとなっている。松木家は参加しなかったのかと思われるかもしれないが、そうではない。この会見の前にまず神戸で3家族によって顔合わせが行われ、そこに松木薫さんの弟、信宏さんが参加している。信宏さんは記者会見にも同席するつもりでいたが、この時まだ高校生だった信宏さんの身を案じて、有本恵子さんの叔母さんと石岡さんのお母さん、お兄さんが参加をさせなかったという事情があります。ここに名前も顔も出しての記者会見に大きな意味を感じていたことと、それに比例しての危険も感じていたことが見いだせます。覚悟をしての記者会見だった。しかし、遠藤忠夫とNHKによってだいなしにされてしまったわけです。
電脳補完録より抜粋
http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=7767

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カテゴリー: ニュースと政治

資源革命の時代へ、三洋と新日本石油が太陽電池で提携


原油価格が暴騰したかと思えば、大幅下落と、世界経済の情勢に敏感に反応、そのたびに世界経済に悪影響を及ぼす。

中東問題がガザ侵攻でクローズアップされるなか、エネルギーの安定供給が日本にとっても、世界にとっとも大きな課題となっている。

そこで、注目されるのが太陽電池や風力発電といった自然エネルギー。

オバマのグリーン・ニューディール政策の推進など空気はコスト重視から転換し始めており、今回の三洋と新日本石油の動きは注目される。

新年度予算には、新エネルギーに対する投資を推進する予算が盛り込まれていることから、景気回復への起爆剤になることは間違いない。

 

次世代太陽電池、三洋と新日石が1000億円投資 新会社設立

 三洋電機と新日本石油は23日、「薄膜型」と呼ばれる次世代太陽電池事業で共同出資会社を設立したと発表した。2015年度までに1000億円を投じ、年100万キロワットの生産体制を構築する計画で、10年度から8万キロワットで生産を始める。欧州に続き、米国でも環境対策として大規模発電所での太陽電池の導入が進むとみられ、両社は今春に三洋を子会社化するパナソニックとも連携して薄膜型での収益拡大を目指す。

 同日付で設立した新会社「三洋エネオスソーラー」は資本金が2億円で、三洋と新日石が折半出資、社長は三洋が派遣、副社長は新日石が派遣した。10年度に200億円を投資して三洋の岐阜工場(岐阜県安八町)内に年8万キロワットの工場を設立して生産を始める。15年度には年100万キロワットを生産する新工場を建設する計画で、建設予定地は国内外から選定する。

 両社は三洋の薄膜の研究をベースに、新日石の持つ原料シリコンを気化させたガスの開発成果を活用しながら、光を電力に換える変換効率が10%の商品開発を目指す。(23日 21:18)

 

NY原油続伸、終値46.47ドル

【NQNニューヨーク=横内理恵】23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比2.8ドル高の1バレル46.47ドルで取引を終えた。米株式相場の動きなどを手掛かりに午後に買いが優勢となった。

 米株が軟調に推移した午前中はリスク許容度低下観測などから売りが出た。午後にかけて株が持ち直した場面で、原油相場には買いが膨らんだ。一部の売り方から持ち高解消のための大口の買い戻しが入ったとの見方も聞かれた。一時は47ドルちょうどと中心限月として7日以来の高値を付けた。

 ダウ・ジョーンズ通信が、1月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の産出量が昨年12月と比べて日量150万バレル減るとの民間コンサルタント会社の見通しを報じたことが、需給改善の思惑につながり買いを誘った面もあった。(06:17)

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カテゴリー: ニュースと政治

石井一の漢字テストに非難囂々。ゆうこりんもがっかりんこ。


本当に、石井一という方は、どういうつもりなんだろうか。

世界的経済危機で各国が必死で、経済対策に超党派で取り組んでいるというのに、この体たらく。

政権をとろうという政党の副代表の国会質疑がこれではどうしようもないし、もし、米国にこれが配信されたらと思うと、絶望的になる。

小倉優子さんも、がっかりんこだそうです。

 

   

 

以下、産経ニュース

民主・石井氏らに批判殺到 首相への「漢字テスト」

2009.1.21 23:02

このニュースのトピックス国会

漢字のパネルを示しながら質問に立つ民主党の石井一氏=20日午後1時19分、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)漢字のパネルを示しながら質問に立つ民主党の石井一氏=20日午後1時19分、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)

 20日の参院予算委員会の質問で、民主党の石井一副代表が麻生太郎首相に「漢字テスト」をした直後から、石井氏や同党本部に苦情が相次いだ。

 関係者によると、21日までに電話や電子メールで寄せられた声は「経済が大変なときに税金を使って何をやっている」「何の目的があるのか」といった批判的な内容が大半。民主党支持者と名乗る人からは「そんなことで政権がとれるか」と厳しい注文がつけられたという。

 民主党本部はこの件については「答えられない」としているが、中堅議員は「失敗。党のイメージが悪くなる」と渋い表情だ。

何問読めるかな?石井氏の漢字テスト

 インターネットでも、ニュースブログサイトの「イザ!」では21日現在、このニュースに129件の意見が寄せられた。「国会でまともなことを話しなさい」「国会をバラエティー番組にしたのか」などでの内容で、「2ちゃんねる」にも同様の書き込みがあった。

 石井氏は20日の参院予算委で、首相が月刊誌に寄せた手記中から12の漢字・熟語を抜き出し「あなたの漢字力からして、誰かが書いたと思わざるを得ない」などと指摘した。

何問読めたかな?漢字テスト解答

関連ニュース

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派遣村問題、どうもおかしいとの声。湯浅氏は操られているのか?


先日も新党日本の田中康夫氏が疑問をていしていたが、勝谷誠彦氏も疑問を表明。

民主、社民、共産、国民新党の恫喝的所行に利用されるボランティアと労働者。

勝谷氏が指摘するように、強訴すれば、何でも通るんだろうか???

テレビメディアを恐れるお役所事なかれ対応をこのまま続けていいのだろうか。毅然とした対応を望みたい。

働けるのに働かないのか、働きたいのに働けないのか、この違いは大きい。

それにしても、湯浅誠氏を先頭に派遣村村民のデモを拍手して迎えたたすき掛けの国会議員の姿は、はっきりいって異様だった。

経済情勢が大変なときに、選挙しか頭にない議員の存在価値とは何なのだろうかと感じる。

くれぐれも、テレビ的パフォーマンスに利用されぬよう、国会議員の皆さんはお気をつけ下さい。

 

vol 1

 

 

vol 2

 

 

田中康夫氏の開村式での言葉 → この後、組織化された政党に派遣村が道具化されていたことに気づく、もしくは、すでに気づいていたからこの発言になったのだろう。

 

そして、この発言に至る。http://podcast.tbsradio.jp/ac/files/actk20090105.mp3

 

みのもんた氏。どんなにお金を使っても保障すべきとのたまうお方に、とりあえず働くべきと反論。

 

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民主党が人員削減??? 突然解雇の女性職員が連合通じ撤回交渉。


派遣切り対策に熱を上げている民主党が女性職員を突然解雇。

納得のいかない女性職員が連合を通じて、解雇撤回の交渉なんだって。

嘘みたいな本当の話で、自分のことを棚に上げて、よく企業を攻められるものだと開いた口がふさがらない。

世論調査の結果にいい気になって、山岡といい、石井といい、前田から始まったマイナススパイラルが民主党を覆いそうな勢いだ。

それにしても、情けないお話で、連合も困っているでしょうね。

ホップ、ステップ、ダウンのセオリーを今回も民主党は、守ってくれるようで、選挙前の政界再編目指して、与党は徹底攻撃をしてもらいたい。

 

■ 秋田のニュース:社会・事件

民主県連から突然の解雇通知 女性職員、連合労組通じ撤回交渉

 民主党県連の30代女性職員が昨年12月に突然解雇を言い渡され、連合秋田に所属する個人加盟の労働組合「秋田コミュニティ・ユニオン」を通じて解雇撤回の交渉を続けていることが19日、分かった。連合秋田は民主党県連の最大の支持母体。雇用を守り、格差是正を掲げる支持政党の職員の解雇宣告に、苦虫をかみつぶしている。
 関係者によると、女性職員は2000年から県連の正職員として勤務し、主に事務を担当している。昨年12月に1月末をもっての解雇を通告されたが納得せず、撤回を求めてユニオンに救済を求めた。ユニオンは、県連の一方的な解雇は不当労働行為に当たるとし、寺田学代表らと交渉を続けており、今月末にも結論が出る見通し。
 寺田代表は「職務を続けてもらうことが難しい事由があった」と述べている。女性職員は「すべてユニオンにお任せしている。良い方向に運んでくれると信じている」と話している。

(2009/01/20 10:05 更新)

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切羽詰まって現れる無駄金。徹底究明で経費節減目指せ大阪市。


経費節減、今、大阪市も大阪府も大きな課題だ。

一律シーリングに頼って、予算の詳細が見落とされていないかと思ったが、今回の分担金調査はなかなか大した物だ。

それにしても、億単位でムダと思われるお金が出てくると、やはり大阪市の事業すべての見直し作業を早急にやるべきだと思うだがね。

 

産経ニュースより

共同事業は実施された? 大阪市“分担金”支出の2割不適切CommentsAdd Star

2009.1.23 23:06

 大阪市が団体運営費やイベント事業費などとして平成19年度に外部団体に支出した「分担金」526件(約67億円)のうち、分担額を規定した協定書がないなど不適切なケースが全体の約2割の109件(約11億円)に上っていたことが23日、市の調査で明らかになった。一部には多額の繰越金が出ており、分担金に見合った事業が実施されていない可能性もあるという。

 分担金は、市が他団体と共同で事業を行う際に事業運営費などを分担して支出する制度。市監察部が補助金や委託費と違い透明性が確保できていない可能性があるとして調査していた。

 調査によると、外部団体との協定書がないケースが48件、支払先団体からの実績報告がないケースが32件あった。また、分担金の支出が市単独だった事業が25件、支出先団体が繰越金を1000万円以上計上し、団体の歳出に対する割合が5割を超えていた事業が5件あった。

 このうち、大阪国際見本市委員会のケースは、ほかの団体からの分も含めた分担金総額7080万円中、市が大半の6750万を支出しているうえ、同委員会の年間総歳出約3億6700万円のうち、繰越金は約2億円にものぼっていた。

 調査を受け、市は分担金の支出にあたり、金額や割合などを規定した協定書を作成することや、実績報告書の提出を求めることなどを記した指針を作成。新規事業から適用し、既存事業も21年度中に改善を図る方針。

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