日別アーカイブ: 2008年1月17日

小沢氏逆切れ、朝青龍よりたちが悪い。民主党の受難続く。


横綱 朝青龍のヒールぶりが何かとワイドショーの話題で取り上げられているが、小沢氏もライバル心メラメラなのか、あの新テロ特措法採決欠席問題を問われて、逆切れしたそうだ。

二大政党の野党第一党の党首がこれでは、本当に情けない。支持率で、自民党を超えたことをどうも小沢氏は勘違いしているようで、自分への支持ととっているとしたら、大間違いだろう。

かわいそうに、鳩山氏がテレビに出るたびに頭を下げ、テレビタックルでは、安住氏と長島氏の若手がボスのために頭を下げているというのに、当の本人がこの態度では……トホホ。

マスコミもこれまでは、かなり民主党に好意的な報道が目立っていたが、最近は様相が変わってきた。

ガソリン高騰を受けて、民主党は、ガソリン値下げ隊を結成して、全国キャンペーンに乗り出したが、マスコミは、地方が求める道路財源の問題に焦点を当て、財源を明示できない民主党に対してはむしろ批判的な報道が続いている。

派手なパフォーマンスで世論受けを狙ったものの、必ずしも一枚岩ではない上、小沢氏の失態で、民主党は、当面、迷走するのだろうか。

しかし、病気を理由に巡業をさぼりサッカーに興じていた朝青龍とあまりにも酷似していて、あきれ返った。「選挙の都合で本会議を欠席したのが、けしからんの?」、「党首は党首としての務めがある。自分なりに優先順位を判断して活動している。数合わせでの本会議で、結果は目に見えていた。内外の批判があるというが、よく理解できない。国民は理解していると思う」という小沢氏の発言はかなりの国民が違和感を覚えると思うけど。鳩山氏が陳謝したことについても、鳩山さんが何をいったか知らないと発言。

民主党の皆さんは、いつまで、この所業を許すのだろうか。普通なら更迭の話が出てもよさそうだが……。

 

 

小沢氏質問に逆ギレ「オレは忙しいんだ」

 民主党の小沢一郎代表(65)は16日、横浜市内で会見し、新テロ特措法案を採決した11日の衆院本会議を棄権、大阪府知事選の応援に向かったことについて「党首としての行動は、自分なりの優先順位で決める。批判は理解できない」と述べ、“オレ流”優先の行動を問題なしとした。

 小沢氏は「選挙の都合で本会議を欠席したのが、けしからんの?」と、記者に逆質問。「大事な法案なら賛成するが(民主党が第1党の)参議院でも否決された」「ワン・オブ・ゼムの議員として本会議に出る時もあるが、それ以上に党首としてやることがある。国民は理解していると思う」と、持論を並べた。追及が続くと「総理や国務大臣が全部の本会議に出席しているのか。してないでしょ。あなたたちはそれを批判するのか。あの人たちよりおれの方が、よっぽど忙しいんだ。私は国務大臣の時も本会議には出ていた。大臣や政府のお偉いさんだから結構、野党党首だからけしからんというのはおかしい」と、逆ギレ。小沢氏は昨年11月にも、本会議欠席の多さをとがめられた際、同じ理屈で反論している。

 小沢氏の行動を「国民におわびしなければ」としていた鳩山由紀夫幹事長(60)の発言には「鳩山さんが何を言ったか知らない」と、取り合わなかった。

[2008年1月17日7時33分 紙面から]

 

 

給油法採決棄権の小沢氏、謝罪せず・「優先順位を判断」

 民主党の小沢一郎代表は16日の党大会後、横浜市内で記者会見し、インド洋給油法を再可決した衆院本会議の途中退席と採決棄権を巡る批判について「党首として優先順位を判断してやっている。理解できない」と反論した。小沢氏は退席理由を大阪府知事選応援のためと説明。再議決に関して「数合わせの本会議でしかなく、結果は目に見えて分かっていた」と主張した。

 小沢氏の謝罪も必要とした鳩山由紀夫幹事長の発言については「鳩山さんが何を言ったかは分からない。鳩山さんに聞いてください」と強弁した。(16日 21:48)

 

新テロ法採決、小沢代表「棄権批判は理解できない」

 民主党の小沢代表は16日の党大会後の記者会見で、新テロ対策特別措置法が再可決された衆院本会議の採決を棄権した問題について、「党首は党首としての務めがある。自分なりに優先順位を判断して活動している。数合わせでの本会議で、結果は目に見えていた。内外の批判があるというが、よく理解できない。国民は理解していると思う」と述べ、選挙応援を優先した自らの対応の適切さを強調した。

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 さらに、「首相や大臣は全部(の本会議に)出席していないのに批判せず、野党党首のことを批判するのはおかしい。首相や大臣より、僕の方が忙しい」と開き直った。

 鳩山幹事長が謝罪すべきだ、との考えを示したことについても、「何を言ったか分からない」と述べた。

 これに対し、党内からは批判の声が相次いだ。

 古賀一成衆院議員は「代表として失敗だった。小沢代表も反響の大きさに反省するのではないか」と記者団に語った。若手衆院議員(当選2回)も、「投票は党首であっても、国会議員として最低限の務めだ。今回のようなことをすれば、党が国民の批判にさらされると、党首として自覚してほしい」と批判した。

(2008年1月16日21時50分  読売新聞)

 

「大事な法案ではない。意思表示した」退席問題で小沢氏

2008年01月16日21時29分

 民主党の小沢代表は16日の記者会見で、大阪府知事選の応援に向かうため、補給支援特措法の再議決前に衆院本会議を退席した問題について「国民にとっても民主党にとっても大事な法案ではない。私は反対の意思表示をすでにしている。参院は多数があったから否決した。府知事選への応援が前から決まっており、選挙での約束は違えてはいけない」と説明し、自らの行動は正当だったと主張した。

 党内外から批判を浴びたことに対しては「理解できない。党首としての活動は、自分なりの優先順位を決めて判断している。国民は理解してくれている」と反論。「首相や大臣は全部本会議に出席してますか。してないでしょ。首相や大臣よりはるかに僕は忙しいし役割も大きい。なぜ野党党首はけしからんと批判するのか。官尊民卑で体制的な発言だ。マスコミが権力におもねってはダメだ」とマスコミ批判を展開した。

 小沢氏は15日の本会議も「所用のため」(側近)として欠席した。

 

2008/01/16-18:09 本会議退席、謝罪せず=「批判は理解できない」-小沢民主代表

 民主党の小沢一郎代表は16日午後、定期党大会の終了後、横浜市内で記者会見し、新テロ対策特別措置法が再可決された衆院本会議を途中退席したことについて「党首として自分なりに優先順位を判断して活動している。内外の批判は理解できない」と述べ、謝罪すべきだとの声が上がっていることに反論した。
 小沢氏の途中退席については、与野党から批判が続出。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「申し訳なかった」と謝罪し、小沢氏の謝罪も必要との見解を示していた。
 これに対し、小沢氏は会見で「鳩山さんが何を言ったかは分からない。鳩山さんに聞いてください」と述べるとともに、「党首には党首としての務めがある」と強調。退席の理由は、大阪府知事選応援のためだったと説明した上で、「選挙の約束は一番たがえてはいけないものだ。大衆との約束だ」と述べた。

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カテゴリー: ニュースと政治