日別アーカイブ: 2008年1月8日

JR東日本が1000年続く無形文化財「蘇民祭」をセクハラ扱い、モデルの男性は親に感謝していると……


国の無形文化財に指定されている、奥州市の「蘇民祭」のポスターがセクハラ扱いをされ、JR東日本から掲示を拒否されたいたことが報道された

なんでも、1000年も続く裸まつりとかで、その伝統と格式は、何代にもわたって、受け継がれてきた。

本当は、すべて、全裸で行われ、明治あたりまでは、女性も裸で参加していたものらしい。

いつしか、いまのように、ふんどしを締めて行うことが、主流になったとか。それでも、全裸の参加者はいまも存在する。

そんな、お祭りの今年のポスターを残念ながら、JR東日本は、掲示を拒否したのだ。

構図が不快感を催すかもしれないからというのが、判断理由だそうだが、このような、自主規制が今、日本に蔓延している。

訴訟社会、クレーマー社会、何でもかんでも、個の人権に配慮しすぎて、日本人としてのシンパシィを失わせる方向になってはしないかと本当に心配になる。

裸というだけで、無形文化財が規制されてしまうという本末転倒。何かおかしくはないだろうか。

日本のまつりには、男根をかたどったり、性交そのものを題材とするものが、各地に残っているが、これらの伝統文化を「だれかが不快感を催すかもしれない」と切り捨てるとしたら、JR東日本に、日本の旅を先導する資格はないのではなかろうか。

マスコミも含めて、他愛もない裸の映像がイコール、セクハラと判断を下すようになったのは、いつからだろうか。

一方で、明らかに扇情的なポルノ雑誌や映画、幼児ポルノを彷彿とさせるマンガ本などは、堂々と店頭に並べられ、公の場に掲示され続けている。

そして、今回のまつりや、アマゾンの原住民の裸にぼかしを入れる感覚は、本当に異常で、まったくおかしなモノサシがこの国には存在するのだ。

裸=忌み嫌うものだろうか。日本のモノサシは基本的に裸=神聖なもの、実は、ギリシャの昔のオリンピックが全裸で行われていたのも、神に捧げる行事だったからだ。

いわゆる、「事なかれ主義」の典型。表現の自由なんてことではなく、日本の伝統文化としての裸、神聖な生まれたままの姿が否定されることへのアンチテーゼを語れる人間がいなくなって、偽善的で表面的なクレーマーの意見に配慮する、なんとも、情けない状態に陥っているのかもしれない。

今回のモデルとなった、男性は「私のヒゲや胸毛が不快感をおよぼすというのか、私は、20年もこの祭りに参加をさせていただき、1週間、乳製品や肉を口にせず、精進をして参加してきた、この体を生んでくれた親に感謝している(趣旨)」と語っていた。

写真家は、わざわざポーズをとって撮ったのではなく、勇壮な祭りの風景の一コマ一コマをいつも使っているということで、なぜに、今年のポスターだけがこのような扱いを受けるのかわからないという。

この男性や撮影者、そして、奥州市の皆さんにとって、この屈辱的な判断は許せないことだろうし、JR東日本に、旅を語る資格はなくなったと私は判断いたします。

以下転載

裸祭りのポスター掲示断る 「不快感を懸念」とJR

2008年1月8日 21時21分

 JRに掲示を断られた「蘇民祭」の観光ポスター 、

2008010801000855

 岩手県奥州市の黒石寺で1000年以上の歴史がある「蘇民祭」の観光ポスターを、市がJRの駅構内に掲示しようとしたところ、JR東日本盛岡支社が「ポスターは客に不快感を与えるかもしれない」と断っていたことが8日、分かった。

 ポスターは写真3枚を組み合わせたもので、ひげ面に胸毛がある男性が大きく掲載され、奥に下帯姿の男性らがいる。市によると、祭りのポスターは数十年作製してきたが掲示拒否は初めてで、市は印刷枚数を200枚減らして1400枚とし、駅で張れない分は市内に手厚く張るほか、首都圏の観光施設などにも掲示を依頼する。

 昨年11月28日に市がポスターの版下を盛岡支社に持ち込み掲示許可を求めた。JR側は本社に相談し、12月3日に図柄を変えない限り掲示できないと伝えた。市は一部修正したものの、ほかに画像がなく、日程や予算の問題からも、全面的な変更は難しかったという。

(共同)

 

蘇民祭ポスターにJRがNO! ・・・ 19:46 更新

奥州市の奇祭、黒石寺・蘇民祭の今年の観光ポスターがJRから掲示を断られていたことが分かりました。
今年のポスターには、下帯姿の男衆や男性の上半身を大きく写した写真など迫力ある祭りの写真が使われています。作成した奥州市は例年通り、関東などJRの主要な駅に掲示しようと申し込みましたが、先月、JR側から「やや過激な表現があり、デザインを変えない限り、公共の場である駅には掲示できない」と回答がありました。奥州市水沢総合支所の佐々木禅 商工観光課長は「今思うとインパクト強すぎたかなと。 これはこういう祭りだからいいと思ったんですが」と話しています。駅にポスターを掲示できないのは今回が初めてということですが、奥州市ではポスターの枚数を1600枚から1400枚に減らし、駅で貼れない分は各地の観光協会や道の駅に発送して掲示してもらうことにしています。国の無形民俗文化財にも指定されている黒石寺の蘇民祭は無病息災・五穀豊穣などを願って裸の男たちが蘇民袋を奪い合う伝統行事で千年以上の歴史を持つと言われ、今年は来月13日の夜から行なわれます。

 

[裸祭りポスター]JR東が「待った」…女性が不快感

2008年01月08日02時44分

 岩手県奥州市の黒石(こくせき)寺で繰り広げられる伝統行事、蘇民祭(そみんさい)の観光ポスターを市が駅構内に掲示しようとしたところ、JR東日本から待ったがかかった。「男性の裸に不快感を覚える客が多い」というのが理由だ。数十年作製しているポスターの掲示拒否は初めてで、市は枚数を200枚減らして1400枚とし、駅で張れない分は市内や首都圏で張るという。

 祭りは、市内水沢区黒石の寺で裸の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる。疫病よけや五穀豊穣(ほうじょう)などを願い1000年以上続くとされる。今年は2月13日夜~14日未明を予定している。

 ポスターは写真3枚を組み合わせ、ひげ面で胸毛の男性がアップに、奥に下帯姿の男性たちを配している。

 昨年11月30日に市がJR東日本盛岡支社に許可を求めた。JR側は本社の判断を仰ぎ、12月3日に図柄を変えない限り掲示できないと通知した。市は下帯など一部修正をしたものの、版下がほぼ完成しJRが求める図柄の全面変更は困難だった。

 JR東日本盛岡支社の佐藤英喜・販売促進課副課長は「セクハラが問題になる中、公共の場でのポスター掲示の基準は厳しくなっている」と説明する。そのうえで「単純に裸がダメというわけではないが、胸毛などに特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断したという。

 奥州市水沢総合支所の佐々木禅(ゆずる)商工観光課長は「市と業者とで図柄を決めた後(の掲示拒否)で、日程的にも変更はできなかった」としたうえで「観光客が減るかもしれないが、市内に集中的に張ったり、首都圏の観光施設に掲示をお願いしたりして祭りを盛り上げたい」と話している。【石川宏】

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カテゴリー: つぶやき

特別会計・埋蔵金論争、一般会計偏重主義から脱皮し、すべての予算と積立金を総ざらえし、思い切った減税を!


昨日、テレビでQさまという、クイズ番組を拝見した。 アナウンサーVSタレントの高度なレベルの問題がたくさん出ていて、なかなかいい番組の仕上がりになっていた。

最近のクイズ番組は、こういった知的度を競う正当派よりも、いかに無知かをみんなで笑い飛ばす、イジメ系の番組に分けられる。

まぁ、視聴者の優越感を誘発する番組だが、まったく漢字が読めないタレント、生活するのに絶対不自由するし、あれじゃ、台本も読めないんじゃないか。

もし、本当に読めないとしたら、ちゃんと勉強してほしいと思うけど、あれは、やらせじゃないかと思ってしまう。まぁ、おもしろいけど、おもしろいと思う自分が恥ずかしくなる番組はやめてほしい。

 

本題にもどりますが、このQさまの中で、いろいろな特徴をあげて、たとえば、人口が一番多いとか、紅茶の生産量が多いとか、国名を当てる問題だったのですが、世界一借金が多い国はという問題で、答えは、やっぱり日本だったというのが何とも。

世界一の借金がある国にしては、なぜこうのんびりして、お笑い番組やバラエティにうつつをぬかしているのか、これまた、不思議なことではあります。

 

そんな、借金大国日本に埋蔵金があるなんてことになると、国民の怒りはいかばかりか。

谷垣氏をはじめ、財務族議員は、火消しにやっきだが、どうも最低でも40~50兆円はありそうだ。

国が、税金なりなんなりカネを集めて、市場に流さないとなると、経済は停滞するのは、当たり前。

米国は、早々と景気刺激策として、恒久減税を打ち出した。これがまっとうな経済政策だが、経済構造がわかってない日本の官僚の保身のために、マスコミまでこぞって、増税論を展開するにいたっては、あいた口がふさがらない。

低金利のなかで、失業率がアップするなかで、給料が上がらず、物価が上昇するなかで、増税論議などよくできたものだとおもます。

増税をいう議員は勇気があって、ホネがあると思わせる空気は策略的としかいいようがない。マスコミもなんやかんやいいながら、官僚とつながっているんじゃないかと思います。

最近のネタもとは、ほとんど官僚ルートだしね。

まずは、一般会計と特別会計を連結し、徹底的に予算審議すること、大臣まかせにせず、各省庁の外郭団体・特殊法人・ファミリー企業の洗い出しをすること、山ほど、国にはすることがあるし、見つけた財源でしっかり、借金を返すことが大事だ。

さらに、景気停滞から脱するには、効果的な減税措置が必要なのに、なぜ、そういう議論にならないのか、本当に不思議な国。

財界も、マスコミも、減税なんて言い出すと、またばらまき批判を展開するのだろうか。

あ~情けない。ホネのあるマスコミよ出でよ!!

 

 

【明解要解】ある? ない? 「埋蔵金」論争過熱

2008.1.8 08:06

このニュースのトピックス財政

通常国会で与野党攻防の焦点

 平成20年度の政府予算案は、国の特別会計から11兆7000億円という巨額な資金を工面し、国債の返済などに充てる。日本の財政は借金漬けで火の車のはずだが、なぜ、これほどのカネを工面できるのか。自民党内では官庁街・霞が関の「埋蔵金」にたとえ、その所在や使い道をめぐる論争が収まらない。通常国会でも、「埋蔵金探し」は与野党攻防の焦点に浮上しそうだ。(経済部 中山忠夫)

 20年度予算案では財政融資資金特別会計の積立金のうち、半分近い9兆8000億円を取り崩して国債償還に充てるほか、外国為替資金特別会計など5つの特別会計から剰余金1兆9000億円を一般会計に繰り入れることも盛り込んだ。

 特別会計は、年金や道路整備など特定の目的に使うカネのやりくりを明確にするため、教育費や防衛費など国の政策的な経費を扱う一般会計とは切り離して管理する。その財源や使い道は所管省庁の裁量に事実上委ねられ、一般会計のように国会で厳しく審議されることがなく、その実態はなかなかみえない。

 なかには運用益などの剰余金を毎年度計上し、特別会計の内部に積み立てている。こうしたカネや無駄な支出を切り詰めて生じる財源をめぐって、自民党内に埋蔵金論争が勃発(ぼっぱつ)した。実は20年度予算案で積立金の大幅な取り崩しが実現したのも、この論争が契機となった経緯がある。

◆◇◆

 経済成長と歳出削減で“増税なき財政再建”を目指す「上げ潮派」の中川秀直自民党元幹事長らは「特別会計の過剰な積立金は国民に還元すべきだ」とぶち上げ、「埋蔵金はない」と主張する「増税容認派」の与謝野馨前官房長官らと真っ向から対立した。

 そこで中川氏は“実力行使”に打って出た。19年度末で財政融資資金と外国為替資金の2つの特別会計に、それぞれ20兆円近い積立金や繰り越し益があると指摘し、昨年末の予算編成でこうした埋蔵金の活用を福田康夫首相に直談判した。その結果、財務省も重い腰を上げるに至った。

 そもそも特別会計の歳出規模は19年度予算で約175兆円もあり、一般会計の2倍に肥大化した。積立金は18年度末で総額196兆円に達し、うち公的年金などの支払いに備えた約150兆円などを除けば、計算上は「埋蔵金」に当たる。中川氏は「埋蔵金を探す“あるある探検隊”は独立行政法人にも向かう」と鼻息が荒い。

◆◇◆

 ただ、政府は18~22年度で31ある特別会計を17に統合し、積立金や剰余金を国債返済や一般会計への繰り入れに充てる方針を決定済み。18年5月に成立した行政改革推進法では、充当額を「今後5年間で20兆円程度」とすることも明示し、“既定路線”との見方もできる。

 与謝野氏も埋蔵金の活用については「金持ちのボンボンが家財を売りながら生活しているのと同じ。すでに眠っているカネは出している」と反論しており、対立はまだ尾を引きそうだ。

 

  もともと与謝野氏らの「増税容認派」の批判の矛先は、「特別会計など歳出のムダをなくせば、増税をせずに15兆3000億円の財源を工面できる」という民主党の政権公約に向けられてきた。

 皮肉にも同じ自民党の中川氏が埋蔵金の存在を公にしたことで、野党が参院で多数を占める「ねじれ国会」の予算審議は、与党への追及が一段と強まりそうな気配だ。

 日本の借金(長期債務)の残高は20年度末で776兆円に達し、国内総生産(GDP)の約1・5倍と先進国の中でも突出している。「利権と無駄遣いの温床」とされる特別会計のあり方が問われている。

 一線記者がニュースの背景にせまり、わかりやすく解説します。読者の質問、疑問にもお答えします。FAX03・3242・7745か、Eメールでspecial@sankei.co.jpへ。

 

 

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カテゴリー: 行財政改革

既得権益確保に躍起の都教委。杉並の和田中への言いがかりはみっともない。教育の分権こそ、子供も教師も救われる。


どんな圧力があったのか、やっかみがあったのか、教育の機会均等?

本当にそんなことが可能だと思っているのだろうか、そんなことを理由に、和田中の夜スペに待ったをかけた都教委の姿勢にあきれかえった。

もともと、東京都は、石原知事の号令のもと、学区の枠をとっぱらい、教育に競争原理を取り入れたところではなかったか。

それを手の平を返したように、教育の機会均等などという幻想を待ったの理由にするなど論外としかいいようがない。

和田中の取り組みは、全国的にも注目されているが、都教委のこの論理が通ってしまうと、再び、教育現場は萎縮してしまうのではないだろうか。

出る杭は、打たれる。指導要領に記載されたこと以外のことをすると糾弾されるような世界が教育現場だ。

本当に、子供のことを思い創意工夫する教師を排斥し、教師にとっての平等主義でサラリーマン教師、労働者教師を増やし、子供たちや保護者にとっては、悪平等でしかない今の、教育システムに一石を投じるものと期待していただけに残念でなりません。

石原知事は、どういう見解なのか、気になるところです。

都教委が掲げた疑義がいかに前時代的でばかげたものか、しっかり指摘してもらいたいものです。 が……。

 

区立中の塾授業 都教委『待った』 機会均等に疑義

2008年1月8日 07時06分

 民間出身の藤原和博氏(52)が校長を務める東京都杉並区立和田中学校で今月から始める予定だった、大手進学塾の有料授業「夜スペシャル」について、都教育委員会は七日、井出隆安・同区教育長を都庁に呼び、「学校教育の機会均等などの観点から疑義がある」などとして実施の再考を求める文書を手渡した。同区教委は「教育の地方分権が求められている今日、都教委がこのような指導を行ったのは極めて残念」と反発している。

 区教委は九日に予定していた「夜スペシャル」の初回授業をいったん中止し、同日の定例教育委員会でこの問題について対応を協議する。都教委の指導には、法的な拘束力はなく、区教委は「(指導の)内容を十分検討し、地域の自主的な取り組みが実現できるよう支援していきたい」と主張しており、授業の実施に意欲をみせている。

 「夜スペシャル」は、地域住民らでつくる「和田中地域本部」が主催。大手進学塾「サピックス」(東京都中央区)と連携し、塾講師が二年生の希望者に、国語・数学・英語の三教科を教える。

 授業は月・水・金曜の夜間と土曜の午前中で、月額受講料は平日コースが一万八千円、土曜を加えた週四日コースが二万四千円の予定。

 都教委は文書で、学校施設を特定の私塾が使用して料金を取り、そこで使う教材の開発に校長・教員が関与することについて▽義務教育の機会均等確保▽公立学校施設の公共性・非営利性▽教育公務員の兼業・兼職の適正手続き-の点から疑義がある、と指摘した。

 杉並区は、和田中で実践している商店経営などを模擬体験しながら社会の仕組みについて考える授業「よのなか科」や、教育基本条例の制定を目指すなど、区独自の教育改革で全国的に注目されている。

■都教委の判断適切

 教育評論家の尾木直樹さんの話 特定の公立学校が進学実績を上げるために、特定の子どもだけを教えるのは教育の破壊だ。都教委の判断は適切。憲法や教育基本法を踏まえずに「教育の地方分権」とは言えない。

■子どもの声を聞け

 杉並区で「百瀬創造教育研究所」を主宰する百瀬昭次さんの話 新しいことを取り入れようとする藤原校長の姿勢は評価できる。塾の先生は、楽しく教える技術を持っているから、学校もそれを学べばいい。学校の主人公の子どもたちの声を聞くことが大事だ。

(東京新聞)

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カテゴリー: 教育改革

大阪市で指導力不足教師の分限免職。当たり前のことが当たり前に行えない仕組みと本人も納得できる客観性で処分を進めるべき。


 大阪市教育委員会が指導力不足教員の分限免職に踏み込んだ。再教育期間においても、教師の的確性が認められなかったということで、当たり前のことだが、平成16年以来、わずか5人目の処分ということで、よほどのことがないと下せない判断だったのだろうと思う。

 指導力不足教員、病欠教員については、文教経済委員会で何度か質疑をさせていただいたが、確かな数字は、忘れたが、確か100人を超えるのではないかと思われる。この再教育プログラムを拒否する輩もおり、この時点で、私は分限免職を適用すべきではないかとさえ思った。

 大阪市の教育委員会は、何度も述べているが、非常に閉鎖的で、秘密主義。そして、あまりにもかたくなだ。

 本当に、子供のことを思って、積極的に教育委員会側から提案してくるということを聞いた事がない。

 これを機に、教師の実態掌握をしっかりしていただいて、無駄な給与補給や、何年間も病欠を繰り返す教師については、的確な指導と自立を促してほしいものです。

 でなければ、分限免職もできないわけで、教育委員会側の努力が必要ではないかと思います。

 でも、失礼だけど、品川に行ったときも、この間京都に行ったときも感じたけれど、なぜ、こうも教育官僚の資質が違うのか、官僚となったからには、しっかり志をもってほしい。ビジョンを持ってほしいと思います。

 

大阪市教委が指導力不足教員を免職

2008.1.8 12:13

大阪市教育委員会は8日、指導力不足で研修を受けていた養護学校の男性教諭(43)を分限免職処分とした。処分は同日付。市教委は、この教員に1年間にわたりステップアップ研修と呼ばれる校外研修を実施してきたが「教員はもとより公務員としての適格性を欠き、改善は見込めない」と判断した。市教委が分限免職処分を行ったのは平成16年以来、計5人目。

 市教委によると、男性教諭は授業で漢字の誤りなどを繰り返し、間違いを指摘されても修正しないでそのまま授業を進めるなどの問題があったという。また、生徒から「次に何をしてよいか分からない」と問われても「うるさい」などと答えるなど、的確な応対ができていなかったという。

 研修の際も、指導中に話を遮って反論するなど、改善の余地がみられなかったという。

 男性は勤続20年のベテラン教諭。市立中学校を経て、10年以上養護学校で勤務していたが、指導力に問題があるとして、校外研修を受けていた。

 

 

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