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なぜ、そんなに急ぐ?本当に動かしたいとしても焦りすぎの古川知事


あの怒りは、演技だったようだ。
まぁ、早期稼働を目指していたのに、やらせメールが起こって、何なんだとおもったら、
実は、自分が原因だったとは。
あきれてものがいえない。
どこまでこの国は・・・。
しかし、不思議なのは、早期稼働を急げば、急ぐほど、福島原発の収束も見えぬ中、不自然であり、こうやってぼろが出るのに。
何がここまで、させるのか、それが知りたい。

九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働をめぐる「やらせメール」問題で、佐賀県の古川康知事が、国主催の説明番組(6月26日)の5日前に九電副社長(当時)らと会談し、「再稼働容認の意見を経済界からもっと出すべきだ」と働き掛けていたことが30日分かった。緊急記者会見をした古川知事は、メール問題を検証する九電の第三者委員会から事情聴取されたことを明らかにした上で、「やらせメールは依頼していないが、当事者である九電に対する発言としては軽率だった」と釈明した。

 第三者委員会の郷原信郎委員長は30日、福岡市内で記者会見し「知事の発言が、やらせメール問題の引き金になった可能性はある」と述べた。

 玄海原発2、3号機の再稼働について、事実上同意の権限を握る古川知事に対し、県民の不信が高まるのは必至。一時は玄海町長の同意により、定期点検後に停止が続く全国の原発の中で、再稼働第1号になる可能性が高まった玄海原発だが、早期再開は一層困難になった。

 古川知事が会談したのは、原発トップの段上守副社長(6月末に退職)と諸岡雅俊常務(同)、大坪潔晴佐賀支店長(現・佐賀支社長)。3人は九電が14日に公表した社内調査報告書でメール問題の発端とされている。

 知事によると、3人は6月21日午前8時40分ごろ、段上、諸岡両氏の退任あいさつのため知事公舎を訪問。その際、同26日の説明番組が話題となり、「経済界には再稼働を容認する意見があるが、表に出ない」「こうした機会を利用して声を出すことも必要だ」との考えを伝えたという。

 記者会見で、知事は「再稼働の議論を深めるためには賛成、反対の幅広い意見が必要。より多くの人に意見を出してほしかった」と弁明。「九電を挙げて対応をお願いしたという気持ちはない。私が言ったから、(やらせメールが)行われたとは考えていない」と述べた。知事は自身の責任について「第三者委で事実関係が整理される。解明を待ちたい」とした。

=2011/07/30 西日本新聞=

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