朝日新聞がネットに本腰!? 紙メディアからデジタルメディアへの脱皮となるのか?


朝日新聞がネット会社を買収、CBSと連携することがあきらかになった。

赤字決算が続く既存メディアの中でも新聞は、現在、窮地に陥っている。

宅配システムが抱えている危機的状況、さらに減り続ける部数。

少子高齢化ということと、さらに、デジタルメディアの伸長。

さまざまな現代的課題に、これまで、新聞は目をそらし続け、紙媒体は永遠なりと思い込んでいた節がある。

月刊クーリエは、「さよなら新聞」の特集を組み、米国では、新聞社がオーナー企業に羽交い締めにされるか、倒産の二者択一を迫られている。

日本の新聞社は、再販制や記者クラブというゆりかごの中で、甘やかされてきたため、この居心地の良さが、永遠に続くとの過信があったようだが、

広告主は、次々とさり、新聞の広告面は、一部上場企業よりも、通販や旅行、保険会社の広告ばかり。

米国の新聞社がデジタルメディアにいち早く取り組み、独自の取材網を活かした、映像や音声、写真を提供することで、

テレビやラジオといった手法まで取り組む積極的な姿勢を示して生き残り合戦をしているのとは対照的だ。

新聞が、テレビやラジオの聖域に踏み出せないのは、日本のメディア企業が読売新聞ー日本テレビ、朝日新聞ーテレビ朝日、毎日新聞ー東京放送、産経新聞ーフジテレビという系列をもち、

その領域を荒らすことが出来ないという不自由さを抱えているからだ。

新聞社とテレビ局は、近親憎悪を抱えながら、うまくやるしかなかった。

しかし、新聞社も赤字、テレビ局も赤字、しまいには、どちらも不動産屋まがいのことをやって稼がざるを得ない状況にまで追い込まれ、

記者もキャスターも、その自尊心を失いつつある。

おそらく、米国のフォックスやCNNなどが地デジ化でチャンネルが増える日本市場への進出を果たすだろうし、

実際、FOXはCATVで知名度を上げており、BSへの進出は間近。

メディアミックスの時代に果たして、日本の新聞社やテレビ局が生き残れるか、史上最低の売り上げとなる、今年が勝負どころと思っていたが、

朝日新聞の決断には、ある意味拍手を送りたい。

さて、読売、毎日はどうするか、すでにネットでは幅をきかせている産経新聞の動向も気になる。

さらに、視聴率低迷にあえぐ、テレビ局は?

仲良しクラブを維持してきたメディア各社も戦国時代を迎える覚悟が必要だろう。

 

米国で、ウォールストリートジャーナルとともに、部数を伸ばしているUSATODAYでは、スター記者によるブログや映像も充実。カメラマンの自尊心をくすぐるフォトギャラリーも圧巻。アーカイブも検索可能で、要約なら無料。全テキストも格安料金で見ることができる。一方朝日新聞は、残念ながら紙面の焼き直しでしかなく、ネットを生かし切れていない。日本の新聞社のホームページは、あくまでも、主が紙、ネットは従。メディアミックスの考え方は皆無に近い。さて、朝日の挑戦がホームページやipodなどのPDA媒体にインパクを与えうるか、単なる小手先に終わるか注目したい。

 

News, Travel, Weather, Entertainment, Sports, Technology, U.S. & World – USATODAY.com ← USA TODAY 部数が伸びている米国の全国紙

asahi.com:朝日新聞社の速報ニュースサイト                          ← 朝日新聞のホームページ

 

 

 

以下、マイコミジャーナル、毎日新聞より

朝日新聞が「CNET Japan」事業継承で会見、asahi.comとのシナジー効果狙うCommentsAdd Star

2009/07/01

  • 朝日新聞社と米メディア大手CBSのWeb事業企業であるCBS Interactiveは1日、CBS Interactiveの日本法人であるシーネットネットワークスジャパンが運営するITビジネス分野の専門サイト「CNET Japan」「ZDNet Japan」などの事業を朝日新聞社が9月1日から引き継ぐことで合意したと発表した。

記者会見に出席した、左から朝日新聞社 デジタルメディア本部長の大西弘美氏、朝日新聞社 デジタルメディア担当の和気靖氏、CBS Interactive President,InternationalのAdam Power氏、シーネットネットワークスジャパン代表取締役社長の神野恵美氏

シーネットネットワークスジャパンは、CBS Interactiveの日本拠点で、ITビジネス分野の専門サイト「CNET Japan」「ZDNet Japan」のほか、ゲーム情報サイト「GameSpot Japan」、鉄道関連サイト「鉄道コム」の運営を行っている。

朝日新聞社とCBS Interactiveは1日、これらのサイト事業を朝日新聞社が継承することで合意。事業継承は今年の9月1日を予定している。

継承にあたっては、朝日新聞社とCBS Interactiveが「CNET Japan」「ZDNet Japan」などに関するライセンス契約を締結。その上で、シーネットネットワークスジャパンからこれらのサイトに関する事業部門を新会社として分離し、分離した会社の株式を朝日新聞社が100%取得し、子会社化する。

シーネットネットワークスジャパンは引き続き、CBS Interactiveの日本拠点として存続する。現在「CNET Japan」「ZDNet Japan」などの編集・営業などに携わっている社員ら約50人は、全員新会社に引き継がれる予定となっている。当面は現在のサイトの形を維持し、朝日側からの記者の派遣などは行わない方針。

1日朝の合意を受けて同日午後急きょ開かれた記者会見には、朝日新聞社 デジタルメディア本部長の大西弘美氏、朝日新聞社デジタルメディア担当の和気靖氏、CBS Interactive President,InternationalのAdam Power氏、シーネットネットワークスジャパン 代表取締役社長の神野恵美氏が出席した。

朝日新聞社の和気氏は今回の合意について、「今回のCBS Interactiveとのアライアンスを契機に『CNET Japan』『ZDNet Japan』をさらに発展させていきたい。当社の運営する『asahi.com』や『どらく』とのシナジー効果を生み出すことも期待される」とあいさつした。

CBS InteractiveのPower氏は、「日本はエキサイティングなマーケットで、当社の日本でのオペレーションは成長している。朝日新聞とは6カ月前から話をしてきた結果、今回の合意に達した。今回の朝日新聞との提携で、今後さらにエキサイティングなビジネス環境になっていくものと思う」と述べた。

今回の事業継承に関する朝日新聞社の出資額について和気氏は、「詳しくは申し上げられないが、『CNET Japan』『ZDNet Japan』などの実績、実力、今後の発展性などについて相応の評価で合意できた」と説明。今後の事業展開については、「まずは円滑に引き継ぐことが重要」と、事業継承後も、当面は今と同じ形でのサイト運営を行っていく方針であると述べた。

その上で、「ビジネスモデルもこれまで通り広告中心でやっていくが、シーネットネットワークスではWeb営業を独自に行ってきており、広告営業面での当社とのシナジー効果も狙っている。さらにシーネットではIT関連などのイベントも行っており、そうした面でのパートナーシップにも期待できる」と述べた。

さらに、「将来的には、ITやサブカルチャーに関する日本発のニュースを、英語に翻訳してCBSのネットワークに乗せていくこともできればと思っている」と、Webでの海外向け情報発信のきっかけになる可能性があることも指摘した。

 

BSデジタル放送:チャンネル枠、FOXなど割り当て 23チャンネルに

 総務省の電波監理審議会は10日、2011年7月の放送衛星(BS)アナログ放送終了に伴って拡大するBSデジタル放送のチャンネル枠を、米テレビ大手FOXの日本法人など計9企業・団体に割り当てる答申を出した。総務省が月内に認定する。

 新番組の多くは有料放送で、11年10月をめどに放送を開始し、BSデジタル放送のチャンネル数は現行の12から23に増える。

 割り当てが決まったのは、ビーエスFOX▽WOWOW▽放送大学学園▽財団法人競馬・農林水産情報衛星通信機構▽スター・チャンネル▽アニマックスブロードキャスト・ジャパン▽マルチチャンネルエンターテイメント▽ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング▽キッズステーション。いずれもハイビジョンで番組を放送する。【中井正裕】

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