繰り返される児童虐待死。事なかれ主義ではなく子どもの人権を守るために総力を!!


大阪市西淀川区で起こった児童虐待死、死体遺棄問題で、新事実が次々と明らかになってきた。

何度も彼女を救うチャンスがあったにもかかわらず、責任のある立場の人間の躊躇によって、命が救えなかったと思うと本当に残念だ。

虐待については、市民にも通報義務があるが、監督すべき、警察や児童相談所、学校に瑕疵があっては何にもならない。

欧米では、むしろ、強硬な児童相談所によって、親子が切り離される自体の方が問題になったりするが、命が救われるならむしろその方がいいかもしれない。

子どもは親の所有物ではない。生存権という憲法に保障された権利がある以上、親がその任を果たす気がないなら、社会がその責任を負うという仕組みがあるにもかかわらず、このような事態が繰り返されるのはなぜだろうか。

学校側の安易な対応を猛反省するとともに、親と戦ってでも子どもの命を守る義務を教師は担っていることを自覚してもらいたいものだ。

さらに、通報を受けながら警察が対応を怠っていたならば、厳重に担当者を処分すべきで、DVやストーカー行為等においても、市民の方から警察の対応への苦情をよく聞くだけにしっかりしてもらいたいと感じた。

 

 

以下、日本テレビ、FNN、朝日新聞、共同通信、読売新聞

“虐待情報”以前から警察に 女児遺体遺棄<4/25 12:10>

“虐待情報”以前から警察に 女児遺体遺棄 | 日テレNEWS24
 大阪市西淀川区の小学4年・松本聖香さん(9)の遺体を奈良県内の墓地に埋めたとして、母親・美奈容疑者(34)、同居の小林康浩容疑者(38)、小林容疑者の知人・杉本充弘容疑者(41)が逮捕された事件で、以前から警察に「虐待の疑いがある」との情報が寄せられていたことがわかった。

 近所の住民の話から聖香さんは日常的に虐待を受けていた疑いがあることがわかっている。こうした情報を地元の町会長が警察に通報していたことがわかった。しかし、警察は「把握していない」と話している。

 また、遺体の司法解剖の結果、死亡推定日時が6日であることがわかったが、詳しい死因はわかっておらず、警察が調べを進めている。

FNNニュース: 大阪市小4女児遺体事…

大阪市小4女児遺体事件 小林容疑者の長男「聖香ちゃんはよくベランダに出されていた」

大阪市の小学4年生・松本聖香ちゃん(9)が遺体で見つかった事件で、同居していた男の長男が、「聖香ちゃんはよく何時間もベランダに出されていた」と警察に話していることがわかった。
23日に遺体で見つかった小学4年生・松本聖香ちゃんは、母親の松本美奈容疑者(34)と小林康浩容疑者(38)とその長男(6)の4人で、大阪市西淀川区のマンションで暮らしていた。
その後の調べで、小林容疑者の長男が警察に、「聖香ちゃんは、よくベランダに何時間も出されていた」と話していることがわかった。
また、近所では女の子の泣き声が頻繁に聞かれていて、近所の人は3月、警察に虐待の相談をしたと話している。
警察に相談した近所の人は「わしは警察に言うたで。『虐待しとるんちゃう? いっぺん家、調べたら?』って言うたことは言うた。(警察は)『調べた』言うとるけど、果たして調べてるか、わからへんわな」と話した。
これに対し、西淀川警察署は「捜索願が出された4月7日以前に相談はなかった」としている。

(04/25 17:58 関西テレビ)

 

「臭い、出て行け」虐待情報届かず 大阪・女児死亡CommentsAdd Star

2009年4月25日3時4分

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写真:松本聖香さん(右)と母親の美奈容疑者=保育所の修了記念文集から松本聖香さん(右)と母親の美奈容疑者=保育所の修了記念文集から

写真:小林康浩容疑者小林康浩容疑者

図:拡大

グラフ:拡大

 大阪市西淀川区の市立佃西小学校4年、松本聖香(せいか)さん(9)が母親やその内縁の夫らに遺棄されたとされる事件で、今月3日、男性2人が子どもが虐待を受けているような声を聞き、西淀川署防犯協会の防犯支部長(67)に伝えていたことがわかった。支部長は「署に伝えた」と話すが、同署は「聖香さんに関する虐待の相談は一切なかった」としており、情報は生かされなかった。

 大阪府内の測量事務所に勤める2人の証言によると、聖香さんのマンションに隣接する空き地の測量をしていた3日午後2~3時ごろ、激しい物音を聞いたという。

 「おまえの面倒なんかみたくないんや。嫌いなんや」「臭い。汚いから上がってくるな」「出て行け」。男の怒声が響く合間に「バシッ、バシッ」と平手打ちのような音がした。子どもが泣きながら「はい」「すみません」と力無く答えていた。物音は断続的に20分ほど続いたといい、2人は「こども110ばん 子どもたちを守る家」の旗が立つ支部長宅を訪ね、様子を伝えたという。

 支部長の男性は24日、朝日新聞の取材に応じ、大阪府警西淀川署に報告したと明かしたが、その日時や相手は明言しなかった。一方で、昨年11月末と今年3月末、複数の近所の人から「せっかんしているのではないか。警察に話してほしい」などと求められ、その都度、同署幹部に直接面会するなどして伝えたという。署側は「また調べる」などと答えた、としている。

 西淀川署は「3日の情報は署に届いていなかったのではないか。あったら記録に残るはずだが、そうした記録はない」。それ以前の虐待情報も「そういう話を聞いたという事実はない」と否定する。

 聖香さんが通っていた市立佃西小でも、今年1月16日、養護教諭が左目の下にあざがあるのに気付いた。

 「新しいお父さんにたたかれた」「宿題を終えるまでご飯を食べさせてもらえない」。聖香さんの訴えを聞いた担任の女性教諭が母親の美奈容疑者(34)に電話したが、「この子はあちこちに体をぶつける」などと説明された。その後、暴力を受けた兆候がなく、深刻にとらえなかったという。

 しかし3月11日、聖香さんの欠席が始まる。学校が大阪市教委に事態を報告したのは、府警に捜索願が出された翌日の4月8日。この間、学校側は家庭訪問を2回申し出て、拒否されたが、児童相談所には通告しなかった。

 踏み込んで家庭訪問をしなかった理由について、佃西小の堀一(ほりいち)信幸校長は、「仕事で忙しい」などと言われた▽聖香さんが転校してきたばかりで保護者との人間関係ができていなかった▽母親は「風邪」とほぼ毎日、欠席を届けていた――などと釈明した。

 

遺棄前日に「緊急事態」メール  大阪の小4女児遺棄

 大阪市西淀川区の市立佃西小4年松本聖香さん(9)とみられる遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された母親の美奈容疑者(34)が遺棄前日の5日夜、勤務先の同僚に突然「緊急事態発生。明日休みたい」という内容のメールを送っていたことが25日、捜査関係者の話で分かった。

 西淀川署捜査本部によると、美奈容疑者は「5日ごろ死亡しているのに気付いた」と供述しており、聖香さんに何らかの異変が起きたことを示す証拠の可能性があるとみている。捜査本部は25日、遺体を聖香さんと確認した。

 美奈容疑者は事件について「悪いことをした」と反省の言葉を述べている。

 捜査関係者によると、美奈容疑者は5日夜、勤務先だった大阪府内の保険会社の同僚に「緊急事態発生であさっての(同居の子どもの)入学式に足りない物がある。明日は休みたい」と携帯電話でメールしていた。

 捜査本部によると、聖香さんは6日ごろに死亡。美奈容疑者は同居の小林康浩(38)、知人の杉本充弘(41)の両容疑者と共謀し、同日ごろ、遺体を奈良市内の墓地に埋めたとされる。

2009/04/26 00:00 【共同通信】

 

西淀川遺棄事件、女児を閉め出し居酒屋、カラオケに

 大阪市西淀川区の市立佃西小4年、松本聖香さん(9)の遺体が遺棄された事件で、母親の内縁の夫、小林康浩容疑者(38)が、大阪府警の調べに対し、聖香さんの死亡前夜とみられる5日夜、「(聖香さんを)ベランダに閉め出したまま、家族らで食事に出かけた」と供述していることがわかった。聖香さんの死亡直前の数日間について、小林容疑者の長男(6)が「夜もベランダに出されたまま、トイレにも行かせてもらっていなかった」と話していることも判明。こうした放置行為が死につながった可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、長男の説明では、聖香さんは4月に入って死亡するまでの数日間ずっと、ベランダに出されたままで、夜もベランダで寝ていた。トイレにも行けず、衰弱のためか、横になったり起きあがったりするしぐさを繰り返していた、という。

 一方、小林容疑者の供述では、5日夜、長男と、聖香さんの母親の美奈容疑者(34)、知人の杉本充弘容疑者(41)の4人で、大阪市淀川区の居酒屋で食事を取ったという。府警は、その後、小林容疑者らが近くのカラオケ店で歌を楽しみ、さらに、そばの焼き肉店へ移動して飲食したことを確認している。

 これまでの調べに、小林容疑者は「ベランダに放り出していたら、6日朝に死んでいた。しつけのためにベランダに長時間出すことが複数回あった」と供述。司法解剖の結果、死因は不詳だが、府警は衰弱死か凍死の可能性もあるとみて、さらに詳しく調べるとともに、聖香さんの衰弱の状況について、小林容疑者らがどの程度認識していたのか追及している。

(2009年4月27日  読売新聞)

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2件のコメント

カテゴリー: ニュースと政治

繰り返される児童虐待死。事なかれ主義ではなく子どもの人権を守るために総力を!!」への2件のフィードバック

  1. Unknown

    むちゃくちゃ腹の立つ事件です情報で警察や学校が把握してたのは間違いなく見て見ない振りしてたとしか思えない 法改正でもっと子供は虐待から守られ保護される事になっていたはずなのと思うと可哀そうです。又母親の言葉を真に受けて帰る教師も愚かとしか思えない虐待している親が本当のことなど言うわけがないだろうに

  2. 義隆

    その後も熱湯事件、冷蔵庫事件と、耳を疑う猟奇的事件が続いています。こどもは親の所有物ではありません。罰則強化は避けられないでしょうね。それにしても、母性愛がなくなる母親のケアについても真剣に議論しなければなりません。

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