政治資金規正法の再改正が必要。抜け道許さぬ国会議員の矜持が求められる。


朝のワイドショーを見て、うんざりした方々がほとんどだろう。

依然として、田中角栄的金権政治がまかり通っていること、国民の淡い期待を背負った民主党から火の手が上がったこと。

ただ、冷静に考えれば、小沢一郎という人間が辿ってきた経緯を考えれば、何をいまさらと私は思う。

遅きに失した感はあるが、まともな議論で、政治資金規正法の再改正を与野党ともに行わないと、与党か野党かではなく、政治そのものへの不信感が増してしまうのではないだろうか。

政治資金規正法がざる法であることは、これまでも指摘されてきた。そのまま放置してきた国会議員の罪は大きい。

10数年にわたって、政治団体から高額の献金を受けながら、バックに西松建設があることを知らなかったでは通じない。まして、小沢の師匠、金丸信と西松建設の幹部とは姻戚関係にあるわけで、小沢一郎が政治団体の経緯をしらないわけはないではないか。

まして、鳩山や山岡が陰謀説を唱えたり、平野貞夫や鳥越、森永卓郎まで、国策捜査とテレビメディア(テレビ朝日)を通じて、鼻もちならない論を展開するに至っては、あきれ返った。

 

【社会】

【関連】『潔白』説明あいまい 強気反論、謝罪なし 小沢氏会見 献金処理『秘書が…』

2009年3月4日 夕刊

会見に臨む民主党の小沢代表(中)=4日午前9時46分、東京都千代田区の民主党本部で

 

 「遠からず嫌疑は晴れる」-。準大手建設「西松建設」から違法献金を受け取った疑いで公設第一秘書が東京地検に逮捕された民主党の小沢一郎代表は、四日の記者会見で自身と秘書の“潔白”を主張した。謝罪はなく、総選挙が迫る時期に事件に着手した検察批判を展開。党内にも辞任論がくすぶる中で、強気の発言を繰り返した。 

 「今回の事件についてご報告、ご説明いたします」。午前九時五十分、東京・永田町の民主党本部の会見場に現れた小沢代表は約二百人の報道陣が待ち構える中、速足で入場。多数のカメラにフラッシュを浴び、壇上でせき払いを一つすると、ゆっくりと大きな声で切り出した。

 「この種の事件で、今まで強制捜査は全くなかった。不公正な検察の権力行使だ」「公権力が思うままに権力行使すれば、社会は暗たんたるものに陥る」と、十分以上にわたり憤然と検察批判を繰り広げた。

 続けて「(問題にされた献金は)企業献金ではなく政治団体からの寄付という認識で資金管理団体で処理した。至極当たり前のことだと思っている」と正当性を主張。「私や秘書に、相手方(西松建設)に対し便宜供与や利益を与える行為があれば甘んじて捜査を受けるが、全くそのような事実はない」と語気を強めた。

 「政治献金については、すべて法にのっとってオープンにしている。たぶん収支を全部オープンにしているのは私だけではないか、と思うが」と、自信満々に語った小沢代表。「企業献金がいけないとか制約するやり方ではなく、献金した個人や企業をすべて公開し、それを国民が見て、判断できるような仕組みにしなければならない」と、政治家への直接の企業献金の禁止を定めた現行の政治資金規正法を批判する持論も展開した。

 約四十分に及んだ会見で、報道陣から「金の出所が西松建設と分かっていたのか」との質問が繰り返し飛んだ。これに対して「私が直接やったわけではない。すべての献金について秘書や担当者が処理している」「私は細かな政治献金を一つひとつチェックしていない。秘書を信頼してやること以外、現実問題として不可能だ」と、苦笑交じりに釈明する一幕もあった。

◆西松建設社長「困惑している」

 小沢一郎民主党代表の秘書逮捕について、西松建設の石橋直社長は四日、東京都内で取材に応じ、「コンプライアンス(法令順守)など会社としてこれからという時に、それ以前の話が出てきて困惑している」と複雑な表情で語った。

 石橋社長は違法とされた献金への関与を否定。「前社長(国沢幹雄容疑者)は信頼している人間しか周りに置かず、自分はよく分からない」と話した。

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カテゴリー: ニュースと政治

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