何を怒ってるの? 上山教授の怒りの矛先。


いわゆる経費削減問題の象徴になってしまった「敬老優待乗車証」と「上下水道の高齢者減免」。
与野党ともに素案に反対を表明しており、自民・公明・共産という組み合わせで意見書も採択した。
民主党も、今日の一般質問で原案反対を表明しており、平松市長は、この問題については、四面楚歌だ。

しかし、行政改革の鬼と恐れられた上山信一教授が、市議会の対応にえらく怒っておられる。
でも、この文章何か変。あたしゃ、大富豪がラッシュ時に地下鉄なんか乗らんと思うよ。
フツーじゃないなぁ。冷静さを欠いた上山さんは、上山さんじゃないみたい。

それに、素案と称しながらパブコメで市民のフィルター通そうとする、そのやり口がまず批判されていることには、全く言及していない。
ガラス張りの市政を表明し、助役出身じゃなく民間人の感覚をと訴えて、改革の雄、関淳一を破って当選した平松市長のこの一年の行動を見ての批判だろうか。
政策立案段階からの市民参加を銘打ちながら、今回の素案は役人に丸投げ。まぁ、上山さんの好きな一律30%カットのシーリング方法をとって、何が市民参加なのか。
パブコメを市民参加と、まさか、上山氏も評価せんでしょう???

しかも、敬老パスの削減案は、所得制限(これは横浜市でもやっている)によって、ある程度のお金をいただくのとともに、さらに5000円の利用制限を求めたことだ。これは、妥協案をあらかじめ、想定しているとしか思えない稚拙な手法で、正直、その姑息さにあきれている。これで、横浜方式でしゃんしゃんなんてことになったら、市民も議会もなめられているということだ。

札幌でも上限額を設定しているが、確か、大阪より多いよね。まして、5000円って、例えば、医者に週月水金の3日通ってるとする。初乗り運賃の往復でも一日400円。月12日~14日ぐらいだとすると、それだけで、4800円~5600円かかる。2区や3区の距離となれば、相当かかる。本当は、買い物や観劇、余暇を過ごして、少しでも元気にいてもらおうという趣旨だから、何か勘違いしてないかというのが議会の思いなのだ。

さらに、電車やバスで動き回れば、食事もする、買い物もする、しかも動けば、健康を維持できる。上山さんには、珍しく、こういった副次的効果や経済効果への言及がない。総務省の回し者のように、何でも無駄だ、贅沢だと切ることだけが目的になっていないだろうか。大阪市の高齢化率は恐ろしいぐらい高くなりつつある。その高齢者が家にとどまり続けることのデメリットの方が遙かに大きいということをお気づきでないのでは??

その辺りの検証も必要だし、当事者である高齢者の皆さんの良心にも問いかけることなく、ことを進めた平松市長の不明をこそ攻めるべきなのに、厚遇高齢者とののしるなぞ、ちょっと大人げないと思った次第です。大富豪と母子家庭を比較するなんて、大学教授先生の議論とは思えない。

以下、上山信一氏のブログより

●大阪市の金持ち老人厚遇問題

 以下は日経。この記事はやや
説明不足、舌足らず。いまどきバスや電車の敬老パスがある市町村は数少ない。ましてや大金持ちの老人でも無条件ででパスがもらえるという自治体は全国、い
や全世界でも大阪市くらいだろう。東京、横浜など財政状況が大阪よりも恵まれた自治体ですら所得に応じた負担を求めている。なぜ、この大事な事実を報道し
ないのか?
 大富豪が無料でラッシュ時に地下鉄に市バスに乗り放題。その一方で母子家庭、フリーターなど困窮世帯が自費で工面して割高の地下鉄に乗っている。これが
大阪が衰退する理由だ。老人厚遇都市から若者はいなくなるだろう。今回の案は、お金のない老人には今までどおり支給するという案。これにすら反対する市議
会は全国から徹底批判を受けるべきだ。平松市長には正面突破していただきたいものだ。
ーー

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カテゴリー: 市政改革

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