相変わらずの小沢政権構想、財源示さず安全保障はクエスチョン


三選を決めた小沢代表の民主党が政権構想を発表した。
昨年夏の参院選でのマニフェストと余り代わり映えしない内容で、新鮮味はほとんどない。
党内では、前原氏などからバラマキ批判をされた子ども手当や公立高校の授業料無料化、高速道路も無料で、漁業や農業従事者には支援金を渡すとのことで、総額どれくらいかかるのでしょうか。教えていただきたい。
もちろん、財源に対する質問には具体的には応えず、そんな質問をする方が官僚に毒されているみたいな逃げ方はいかがなものか。
この政権構想にくらべれば、政府の総合経済対策などかわいいものだ。

天下りをなくすとか、特別会計改革をするとか、威勢はいいが、いつまでに、どれをやるのか全く不明ではどうしようもない。政権取ったらすぐにやれる訳でもないし、100人も副大臣などに張り付いても、民主党の若手議員にそんな能力があるとも思えない。そこら中で、天狗になった議員が官僚は悪人とのレッテルのもと、好き放題をする光景が目に浮かぶ。田中真紀子さんみたいなのがそこら中で発生して、物議を醸すこと請け合いだ。すべての政治家が長になる器とは限らないわけで、いきなり無謀なことをして、細川政権の二の舞になるのは必然だ。

気の毒なのは、こんな政権構想で選挙を戦う民主党の皆さんだ。突っ込みどころ満載で、無料になった高速道路は、おそらく渋滞の連続で、高速道路の名を鈍足道路にしなければならなくなるだろうし、無料になっても、時間がまもれないトラック協会からクレームがつくかもね。さらに、高速道路の会社は、道の駅でしか金を稼ぐ手段がなくなるから、結局、国有化して、道路整備のお金は、民主党は特定財源を廃止するから、ええ、一体、日本の道路行政はどうなってしまうの?

消費税も上げずに、この施策をすべてやるとしたら、埋蔵金は50兆円ぐらいしかないし、これを使い切ったら、結局税金を上げるか、国家公務員の首を切るか、地方交付税を減額するか、結局、どこかで苦しむ人が続出しそうな案ですね。まして、林業に100万人の雇用って、国産木材が今いかなる状況にな り、造林公社がどれだけ負債を都道府県に押しつけ、林野庁は緑のオーナー制度で国民をだましたか、ご存じないのかなぁ、植林はすでに破綻しているのに、地方票がほしいばっかりにお金をばらまくのは止めにしてもらいたい。

本当に、小沢首相になったら、こんなことをするんですよ。皆さんいいんでしょうか。もっとも気になるのは、アフガニスタンにからむテロ特措法の扱いで、民主党は反対ですから、給油は止める。しかし、対案を出さないとアメリカとの関係にひびが入る。もうすぐ大統領が替わるとはいえ、現大統領はブッシュであり、例えオバマ氏になっても、イラクに対しては反対していても、アフガンについては、オバマは引き続き支援する意向だから、給油以外の方法をとる。となると、小沢氏は本気でISAF参加となるが、こんな危険な支援策に社民党や共産党が乗ると思います?

つまり、与党がテロ特措法に悩んだように、例え、民主党政権ができたとしても、国会が始まったとたんにテロ特措法対案で悩み撃沈。何もしなければ、アメリカのみならず、国際的非難は免れず、何かすれば、政権維持が難しくなる。このあたりのことをなぜ、テレビや新聞は報じないのかなぁ。社会保障だけで、国が成り立っているわけではないのにね。国際関係を無視してこれから国が生き残っていくとしたら鎖国しかない。

日本の信用を失墜させてまで、これまで首相の座を逃げ続けた男、小沢一郎に一度やらせてみたらという気持ちがわからない。

ISAFに関するyoutubeの映像

読売新聞より

小沢代表3選…結束重視で政策に曖昧さ、政権交代へ集大成

 民主党の小沢代表が3選を受けた8日の記者会見で発表した政権構想は、安全保障など党内で意見の隔たりの大きい政策ではあいまいさを残した内容となった。

 衆院選を控え、党の結束を重視したためだが、党内の保守系議員らを中心に不満の声も上がっている。

 小沢氏は記者会見で、政権交代に懸ける決意を、「自民党離党以来の集大成」と表現し、挙党態勢で衆院選に臨む姿勢を強調した。

 1993年に自民党を離党した小沢氏は、自民党と連立政権を組んだ自由党党首時代を除けば、常に自民党と対峙(たいじ)してきた。昨年夏の参院選で与党の過半数割れを実現し、さらに間近に迫る衆院選で勝利すれば、「小沢政権」が誕生する。小沢氏にとって「集大成」という表現は「決して誇張ではない」(周辺)。

 政権構想は、そんな小沢氏のこだわりと妥協の産物となった。

 構想に盛り込んだ、「与党議員100人以上が副大臣、政務官として政府に入り、政府・与党の政策決定を一元化する」という方針はもともと、自民党離党時に出版した「日本改造計画」で打ち出したものだ。

 ところが、「消費税10%」の提案や、「普通の国になれ」というキャッチフレーズで有名になった安全保障分野での国際貢献の主張など、同書にあったその他の主張は、政権構想ではまったく影を潜めている。

 消費税率引き上げに関し、小沢氏は8日の記者会見で、「(歳出削減など)いろいろ全部やってみて、その上で将来的に税制全体を考えていけばいい。現時点では十分(財源は)ある」と述べ、当面の引き上げは必要ないとする見解を示した。

 国際貢献については、政権構想に「国連の平和活動に積極的に参加する」と記しただけだ。

 小沢氏は「国連決議に基づく国際平和活動であれば、海外に派遣した自衛隊の武力行使も憲法9条には抵触しない」と主張してきた。しかし、党内に
は、積極貢献論者の前原誠司、野田佳彦両氏ら保守系議員と、自衛隊の海外派遣自体に抵抗感が強い旧社会党系議員を抱えており、この問題に踏み込めば論争に
火がつくのは避けられない。持論にこだわる小沢氏も、衆院選を前に「党内不一致の印象は避けたい」という思惑を優先させ、あいまいな表現にとどめたと見ら
れる。

 今回の代表選では、前原、野田両氏が複数候補による論戦の必要性を主張し、野田氏は自らの出馬も模索したが、党内に支持を広げることができずに失
敗した。党内では「前原、野田両氏の影響力が低下し、小沢体制は菅代表代行や旧社会党系に目配りする『左ブレ』が強くなるのではないか」と指摘する声も出
ている。

(2008年9月8日22時32分  読売新聞)

以下、BNNのアンケート結果。

Webアンケート「次の総選挙で民主党は政権奪取ができると思いますか?」集計結果


NEW

09月08日(月) 12時30分
文:BNN   



写真拡大

新代表は21日の臨時党大会で正式承認。任期は2010年9月までの2年間

 「政権交代は実現できる」は1割に満たず。

 BNNでは毎週月曜日から1週間のサイクルでWebアンケートを行っています。

 福田康夫首相の退陣表明によって、小沢一郎民主党代表が政権交代の“最後のチャンス”と位置付ける総選挙が11月にも行われる情勢です。

 8日、民主党代表選が告示され、小沢氏が無投票で3選されました。小沢氏は今後、党の役員人事に着手、政権構想を発表する方針です。

 小沢民主党は昨年の参院選に続いて今年4月の衆院補選でも勝利しましたが、代表選では複数の候補者による政策論争が実現せず、4人の参院議員が離党届を出してで「改革クラブ」を結成するなど、党の結束が揺らぐ場面も見られました。

 さらに福田首相の辞任や自民党総裁選への立起を固めた麻生太郎幹事長らの動向が繰り返し報じられる中、国民の関心が次の総裁にシフトした観は否めません。

 衆院解散・総選挙が迫る折、9月1日から7日までの1週間は、「次の総選挙で民主党は政権奪取ができると思いますか?」のタイトルでアンケートを実施しました。

 今回、アンケートに参加していただいた方は男性567人、女性106人の計673人でした。投票ありがとうございます。投票結果は、以下のとおりでした。

 ・政権奪取は無理 567票 84.2%

 ・可能性は高い 53票 7.9%

 ・政権交代は実現できる 41票 6.1%

 ・与党に大きな失政があれば可能 12票 1.8%

 アンケートの結果は、民主党の「政権奪取は無理」を選択した方が8割を超える多数となりました。

 「可能性は高い」と「政権交代は実現できる」を選んだ方は、合わせても14%の少数でした。

 政権を巡る攻防に心血を注ぐ、自民、民主の両党ですが、臨時国会や解散・総選挙の日程を決める背景に国民を軽視した党利党略が散見されるのは旧来と同じです。


辻よしたかのホームページ

にほんブログ村 政治ブログへ

人気blogランキングへ

ブログランキング

広告

コメントする

カテゴリー: ニュースと政治

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中