宮崎駿の力、ポニョが世界を席巻する日


ベネチア映画祭での連日のポニョ報道にびっくりしている。
正直、お子様向けの感が否めず、未だ見る予定のない私が、みてみようかなぁと思う勢いだ。
旧来のファンからすると天空とナウシカしか認めないという方々も多いが、いわゆるアニメファンの域を宮崎駿は裏切りたかったのかもしれない。
観客動員数は先週時点で1000万人を超えていたので、グランプリ受賞なんてことになったら大変だと思う。
アニメは、もう世界的に認められ、アニメ好きの麻生太郎氏が首相になるのではなんて時代ですからね。
今日のテレビ番組では、新進気鋭のイタリアの漫画家が日本のアニメを教材に教室を開いていたり、
フランス人のほとんどが、子供時代を日本のアニメで育ったりと、いつまでもホンダやソニーではないなぁと実感をしました。
現代版浮世絵、日本のアニメという文化が、世界をつなぐファクターになることを望みたい。

日本アニメに刺激されて、ディズニーなどもストーリー展開に工夫を凝らすようになったが、日本の物語の複雑さに比べると、勧善懲悪、善悪二元論が抜け出せないなぁと思う。この日本独特のオリジナルは、欧米がいくらまねしようとしても難しいところでしょうね。天国と地獄を説くより、因縁果報の方がダイナミックで刺激的だと、感じ初めているのかもしれないなぁ。

以下、バラエティジャパンの記事より

『崖の上のポニョ』観客賞など早くもヴェネチア“3冠”
押井守監督もデジタル賞受賞

2008/09/06

宮崎駿監督

宮崎駿監督

 第65回ヴェネチア国際映画祭で、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』がデイリーペーパー「CIAK」が選ぶ観客賞に輝いた。

 「CIAK」の批評ランキングは、「イル・ガゼッティーノ」紙や「ラ・リパブリカ」紙などイタリアを代表するメディアの批評家たち10人と、一般から選ばれた10人の観客たちが、コンペ作品の評価に応じて星をつけていくもの。

 『ポニョ』は、4日までは批評家、観客ともにトップを独走していたが、批評家たちの支持が高かったキャスリン・ビグロー監督のイラク戦争映画『ハート・ロッカー(原題)』(9月4日関連記事)が“批評家枠”を制し、“観客枠”での受賞となった。

 さらに、ミンモ・ロテッラ財団賞も受賞し、「フューチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード」でも特別表彰された。デジタル・アワードには、押井守監督『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』が選ばれ、日本アニメの存在を世界に知らしめた形だ。

 ミンモ・ロテッラ財団賞は、イタリア南部地方で最も著名とされ、2006年に亡くなった芸術家ミンモ・ロッテさんの冠がついた名誉ある賞。「アニメと映
画の融合と万人に届くメッセージがすばらしい」作品として、イタリアの映画監督らの目に止まった。受賞パーティでは、宮崎監督の代理として製作を手がけた
日本テレビの奥田誠治氏に、モレッテさんによる「ヴェルディ・フェスティバル」の絵がおくられた。

 一方、デジタル・アワードは、将来のデジタル映画界を担う監督におくられる賞で、今年は日本のアニメの巨匠2人が同時受賞する結果となった。

次はスポーツ報知より

イタリア紙大絶賛!ポニョ最高点!!…ベネチア国際映画祭

「崖の上のポニョ」の公式上映後、観客らに囲まれ、サイン攻めを受ける宮崎駿監督

 【ベネチア(イタリア)1日】ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されている宮崎駿監督(67)の「崖の上のポニョ」を、イタリアの新
聞各紙が絶賛した。採点(星5つで評価)では満点の評価もつけられるほど。31日夜に行われた公式上映では、宮崎監督がファンからもみくちゃにされる熱狂
ぶりだった。

 コンペ部門の公式上映の翌日に発表されるイタリア10紙の採点では、「イル・マニフェスト」紙が最高点の5つ星。現在、21作品中9作品が採点の
対象になっているが、5つ星がついたのは「―ポニョ」のみ。他4紙も4つ星をつけた。この採点では前日まで北野武監督(61)の「アキレスと亀」がトップ
だったが、「―ポニョ」がその座を奪った。

 イタリア2大高級紙のひとつ「レプブリカ」は「3歳から100歳まで、すべての人を魅了する作品。素晴らしい想像力で、現実と魔法の世界を調合し
ている」という識者の評を掲載。「コリエーレ・デラ・セラ」も「ポニョがすべての人を“征服”した」と大きな見出しで絶賛。ファンから「マエストロ」と呼
ばれる宮崎監督に対しても「口調にエレガントな品格が出ている」とたたえた。各紙の高評価は、審査員たちが決めるグランプリの行方にも影響を与えそうだ。

 05年に「栄誉金獅子賞」が贈られるなどベネチアでも絶大な人気を誇る宮崎監督だけに、31日夜に行われた公式上映終了後は、約5分のスタンディ
ングオベーションだけでなく、サインを求めるファンが殺到しもみくちゃにされる一幕も。映画祭関係者も「ここまでの熱気は見たことがない」というほどだ。
上映中は審査委員長のヴィム・ヴェンダース氏が声を上げて笑う姿もあった。

 「映画に順番をつけるのは好きじゃない」という宮崎監督だが、この大歓迎には「いいお客さんに出会えて、幸せな映画だなと思いましたよ」とさすが
に感激した様子。アニメで初のグランプリ獲得の期待がかかるが「映画を作っている上ではどうでもいいこと」としながら「勝った負けたではなく、アニメでも
実写でも、いい映画は祝福されるべきです」と語っていた。

 ◆次回作は語らず ○…公式上映では、上映開始後数分で会場を出てしまった宮崎監督。終了直前に客席に戻り、
スタンディングオベーションを受けた。会場を出た理由は、上映中にも取材を受けていたことと「製作中にさんざん見てるから、自分の映画は見たくないんです
よ」と照れながら明かした。気になる次回作については「まったくノーコメントです」と口を閉ざした。海外での公開は年末から09年冒頭にかけて、台湾、韓
国、香港などアジア圏で。09年春には欧米など計五十数か国・地域の上映を予定している。

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カテゴリー: エンターテイメント

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