平松サブライズ、森ノ宮ごみ焼却場建て替え凍結を表明


なかなか思い切った決断だと思う。突然の発表だったようで、理事者にも相談していないとか。
城東区の議員さんも軒並み反対していたが、なぜか建て替えありきで他の議員を懐柔しているふしがあって環境局ならでわの胡散臭さを示す案件だった。
東淀川に新工場ができるので様子見で充分でしょう。ゴミも減ってるしね。今は新たな設備投資ができる環境ではないと思います。。!
平松市長の初ヒットに乾杯!!

MBSのニュース

■凍結!ゴミ処理工場建て替え~大阪・森之宮

 大阪市も無駄な事業に切り込みました。VOICEでも必要性を疑問視してきたゴミ処理工場の建て替え計画、7日、平松市長は突然、凍結を発表しました。

「資料等を用意してないので突然ということになる…森之宮工場の建て替え計画を凍結したいと」(平松邦夫・大阪市長)

 大阪市城東区にある森之宮工場。

 すでに40年も操業を続け、市内のゴミ処理工場の中で最も古く、建て替えが検討されていました。

 ところが、大阪市のゴミの量はここの所ずっと右肩下がり。

 市内10か所のゴミ処理工場には余裕があり、市民からは「財政難なのに…」と、建て替えに反対する声が上がっていました。

 一方、大阪市はこれまで、公害を防ぐためには工場はあちこちにある方がいいと「建て替えは必要」という姿勢を崩していませんでした。

 こうした中での7日の発表。

 平松市長はこの方向転換について、担当部局などにまったく知らせなかったといいます。

「もう一度、大阪市のゴミ問題、どうあるべきか、大きな議論を巻き起こしていただいて…」(平松邦夫・大阪市長)

「(市民は)一生懸命ゴミの減量努力をしているので、市民の生活を脅かさない、市民のためのものにして欲しい」(建て替えに反対してきた市民)

 6日夜は大阪府の橋下知事と会食していたという平松市長。

 今回の橋下知事ばりの「サプライズ」政策について、何かアドバイスがあったのでしょうか。
(08/07 19:23)

以下、MSN産経

大阪市長、ごみ焼却工場の移転建て替えを凍結明言

2008.8.7 23:59

 移転計画が持ち上がっている大阪市城東区の森之宮焼却工場について、平松邦夫市長は7日、移転を凍結し抜本的に計画
を見直す考えを明らかにした。事前に発言を止められたくないとして、所管する環境局には事前説明せずに方針を打ち出した。平松市長は「大阪市のごみ問題が
どうあるべきか、議論を巻き起こし、ごみ減量に取り組みたい。秋に向けて打ち出す自分なりのビジョンの第1弾」と述べた。

 昭和44年に建
設された森之宮工場は、市の焼却工場のうち最も老朽化が進んでいるため、市は平成11年度に南東約200メートルにある車両工場跡(約2・6ヘクタール)
に移転する計画を立てた。12年度には121億円で市土地開発公社が敷地を先行取得し、約300億円の建設費を見込んでいた。

 当初、平成
23年ごろの完成を目指していたが、財政難のため、環境影響調査もしないままで、計画より8年以上ずれ込んでいる。また、9月には有識者で構成する大阪市
ごみ焼却場整備・配置計画検討委員会が工場の移転建て替えの必要性などについて報告書をまとめる予定だったが、平松市長はそれに先立つ決断となった。

 
市のごみ量は18年度159・9万トンで、焼却量は155・3万トン。最近は減少傾向だが、減少率は低下しつつある。市のごみ焼却工場は10カ所あり、森
之宮工場以外はすべて周辺部や湾岸部に位置。収集運搬の効率の悪さなどを理由に南港工場(住之江区)が秋に操業を停止する予定になっている。

 環境局は「工場の適正配置や収集運搬の効率性からいっても、中心部に工場は必要」と基本的に移転建て替え推進の立場だったが、「市長の提案は有識者委員会に伝える」としている。

 会見で平松市長は「今年から始まったごみ袋の透明化による減量などを考えると、2、3年ぐらいは計画を凍結しても大丈夫だろう。現時点でもすべての焼却工場がフル稼働しているわけではない。経費節減にも繋(つな)がる」とした。

以下、以前MBSのVOICEで扱った特集

■「大阪市にゴミ焼却場が多い理由」


2008/04/29放送


大阪市では現在、10のゴミ焼却工場が稼動しています。

年内に1か所閉鎖されるものの、再来年には新たに東淀工場が完成します。

そこで、大阪市は新しい工場が必要なくらいゴミが多いのかというと、実は年々減っているのです。

なぜ、こんなに焼却工場があるのか?

逆に数を減らすことに成功した「ある自治体」と比較してみました。
・・・・・

<阪本昌令・工場長>
「バケットでつかんで、投入庫まで持ち上げて、放り込む」

大阪湾に面した南港工場。

大阪市が持つ10か所のゴミ焼却工場の1つですが、もうすぐ操業を停止します。

それには老朽化に加えて、もう1つ理由があります。

<阪本昌令・工場長>
「ピーク時はここがあふれるぐらいゴミがあった。燃やしても次から次へと来るので、なかなか減らなかった」

南港工場で焼却されているゴミの量は、いまやピーク時の半分程度。

大阪市全体でもゴミの量はこのところずっと右肩下がりで、91年と比べると50万トン以上減っています。

分別が進み人口も減少する中、ゴミの量は減る一方。

であるならば、焼却工場はもっと減らしても問題なさそうなものですが、大阪市の場合、話はそう単純ではありません。

<住民>
「理解できません!」

市内中心部にあるこの古い工場は、建て替えられる予定になっています。

さらにそこから少し離れたこちらの現場では、新しい工場が今まさに建設中です。

ゴミが減っても、なぜか焼却工場は減らない街・大阪。

その一方で、焼却工場を次々と閉鎖した街があります。


神奈川県横浜市。

大阪市に比べ面積は2倍で、人口は100万人も多い政令市の中で最大の街です。

その横浜であちこちに見かける「G30(ジー・サンジュウ)」の文字。

ゴミを30パーセント減らすというスローガンで、全市を挙げて取り組んできました。

これだけの大都市では不可能な数字、といわれていましたが―

<横浜市・中田宏 市長~横浜市の広報DVD>
「目標の『30パーセント削減』を達成しました。本当にすごいことです。これからも、よろしくお願いします」

たった6年間で目標を上回る38パーセント、60万トンものゴミを減らしました。

この横浜でいま、何が起きているのでしょうか―

<横浜市の主婦・佐野泰子さん>
「薬のこういうのも『プラ』なんですよ。(Q.燃えるゴミじゃない?)燃えるゴミじゃないですよ」

佐野さんは、横浜に住んで20年。

夫婦2人暮らしですが、驚くのはいわゆる燃えるゴミがほとんど出ないという点です。

横浜のごみが減った最大の要因は徹底した分別です。

その内訳は、10品目15分別。

おかしの包み紙や果物用のネットなどのプラスティック製品はもちろん、レシートやチラシのような小さな紙も、燃えるゴミではなく資源ゴミとして回収します。

<横浜市の主婦・佐野泰子さん>
「小さな電球が入ってたもの。これを捨てる時には、紙の部分とプラスチックの部分とに分けて、『容器包装プラスチック』と『紙』に分けて捨てる」

実際、横浜では、ゴミの量に反比例して、資源化できた量が大幅に増えています。

煩雑な分別作業、毎日のことなのに大変じゃないのでしょうか。

<横浜市の主婦・佐野泰子さん>
「(Q.面倒くさくない?)全然(笑)。ゴミになった時点で分ければ、何てことはない」

徹底した分別は、市民全体に浸透しています。

こちらは容器包装プラスティックの集積所。

<記者>
「ペットボトルのラベル、お菓子の包み紙、果物用のネットなど、簡単に燃えるゴミとして出してしまいそうなものが、きちんと分別されて出されています」

こうしたゴミを、職員は1袋ずつ丹念に確かめながら回収します。

<作業員>
「バッチリです」

一方できちんと分別されてないゴミは―

<作業員>
「(Q.置いていくんですか?)市民にアピールするために置いていって、火曜日にまた取りに来る」

容赦なく置いて行かれたゴミが市民に対する何よりの啓発。

さらに徹底している横浜は、来月から分別ができていないゴミを出した市民には罰金も課す予定です。

<市民>
「『紙』を分別したら、家庭ゴミがこんなに減っちゃった」
「やり出すと楽しい。置いていかれるとショックですけど…」

市民に分別を強いるぶん、行政も必死です。

すっかり日が暮れたころ、ゴミ収集を終えた職員がやってきたのは―

<職員>
「物を見せながら説明する」

ここは専門学校の学生寮、集まってきたのは新入生たちです。

<職員>
「ジャムなどのビン、フタは『小さな金属類』。傘なんかと同じ扱いになる」

いまも人口が増え続けている横浜市。

こうした出張説明会は、全市ですでに1万回を超えたといいます。

<福岡出身の学生>
「(地元は)プラスティックも燃えるゴミ。ちょっと自信ない…」
<静岡出身の学生>
「やるしかない。(横浜に)来ちゃったんで…」

<記者>
「ここは最近までゴミの焼却工場だった建物です。今は、廃墟のようになっています」

ゴミを劇的に減らした横浜市民にとって最大の見返りは、市内2つの焼却工場を閉鎖し5工場だけにしたことです。

これにより建て替え費用や維持経費など、およそ1,100億円を節約。

浮いたお金は、医療費などほかの行政サービスに回しました。

こうした施策を急速に推し進めた横浜のトップは、市民の協力なくしては実現しなかったと語ります。

<横浜市・中田宏 市長>
「自分たちで手足を動かして成果が出れば、必ず自分たちの意識が高まって、より協力しようという循環になる。これは、やる前から私はわかっていた。遅かれ早かれやらなければいけないことは、さっさと進んでやるというのが私の考え」


翻って、大阪市。

今年中に南港工場を閉鎖して焼却工場はいったん9つになります。

しかし再来年には東淀工場が完成し、再び10工場に。

さらに―

<住民>
「臭いし、煙すごいし、『ダイオキシン出てません』と言うけど、何が出てるかまったくわからない」

→画像
大阪城に近い森之宮工場。

40年が経ち老朽化が目立ちますが、大阪市は閉鎖ではなく、建て替えて存続させる意向です。

すぐ隣には120億円かけて予定地も購入しています。

しかし、これが住宅地の目と鼻の先のため、住民は猛反発しています。

<森之宮・環境をよくする会・森本千恵代表>
「焼却工場は余っいる。それなのに、なぜ、わざわざここに建てなければならないのか」

大阪市のいまのゴミの量では森之宮工場を建て替える必要はなく、閉鎖しても問題はないはずです。

しかし大阪市は、中心部にある森之宮工場はゴミを輸送するのに便利だとして、あくまで必要性を主張します。

<大阪市環境局・蓑田哲生課長>
「できるだけ工場は分散して配置するほうが、全体の環境に与える影響は低減できると考えている」

公害を防ぐため、工場はあちこちにある方がいいという大阪市。

さらに、環境のためにも新しい工場は必要だと話します。

<大阪市環境局・蓑田哲生課長>
「古い工場は、ある時期がきたら新しい工場にしていくというのが…」
<記者>
「それはゴミ量が変わらないときの話。ゴミが減っているのであれば、古いのは閉鎖したらいいのでは?」
<大阪市環境局・蓑田哲生課長>
「…」

→画像
焼却工場は莫大な建設費に加え、メンテナンスや人件費など維持費にも1工場あたり年間十数億円かかります。

それを減らそうとしないのは大きな利権があるからだと、NPOの代表は指摘します。

<環境NPO・平川司理事長>
「建てる人たちにも、そこに利権がからむ。建ってからのメンテナンスもすごい。そこでたくさんの人(公務員)が働ける。焼却工場がたくさんあると、ゴミを燃やしてしまう。焼却工場がなければ、一生懸命考える」


危機的な財政難なのに、焼却工場はかたくなに減らさない大阪市。

一方で、今年から透明ゴミ袋を導入するなどゴミの減量化については、さらに推し進めるといいます。

大阪市のこのちぐはぐなゴミ行政はどうすれば解消できるのか、最後に横浜市長に聞いてみました。

<横浜市・中田宏市長>
「他都市は勝手にマネすればいい。大阪を見ていていつも思うのは『横浜でできてるんだから我々もやろう』という単純な理屈でやればいい。そういうことをやり合うことが、これからの地方自治体の“善政競争”だと思う」

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カテゴリー: 市政改革

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