橋下知事参上、大阪市役所にWTC府庁舎構想で直談判!


驚いたWTCへの府庁舎移転構想。今日、橋下知事が平松市長のもとに説明に訪れた。

もちろん、マスコミをひきつれての参上で、えらいことになったのか、大阪府議会はどう思っているのか気になるところ。南港地域にとっては、非常にありがたいことで、活性化の起爆剤になることは間違いなく、民間の企業もひきつれてきていただけるとまことにありがたい。

彼のことだから、思い付きではなく、かなり精緻な構図を描いていることは確かで、下手な攻撃をすると傷を負うことになりそうだ。用意周到な準備と、マスコミのスクープ狙いをうまく活用した広報戦略、これには舌を巻いた。紆余曲折は、あるだろうが、WTCの二次破たんは確実で、府市連携の大きな課題として、今後注目されるだろうし、しっかり議論していく必要があると思う。

JANJANの山本ケイ氏の記事 かってにリンクしました。なかなか的を得た分析、同意です。

以下、朝日新聞、産経新聞、読売新聞

府庁WTC案表明 市「救世主」と歓迎、橋下流に警戒も

「第3の案としてWTC移転を加えてほしい」――。大阪府の橋下徹知事の一言で突如浮上した府庁のWTC移転案。財政難で新庁舎の建設に二の足を踏む府と、経営不振の三セクのビル売却を模索している大阪市。双方の思惑は一致するのか。橋下知事が投じた一石の波紋が広がる。(吉浜織恵、春日芳晃、斎藤利江子)

    ◇

 「アラブの王様が来てくれたと思ったら、お面の下は橋下さんだった」

 WTCの処理を担当する大阪市幹部は、WTC移転案に表情を緩ませる。

 7月の入居率は79.3%と低迷したまま。年内に処理策の結論を出す方針だが、市がビルを購入するか、破産などの法的処理をするか、選択の幅は広くない。

 そこへ降ってわいた府庁の移転案。平松邦夫市長も「実現したらすごい話」と歓迎する。

 府幹部によると、橋下知事が移転案を持ち出したのは7月28日。「課題はあるが、オープンに議論したい」。知事室でそう切り出したという。橋下知事は「府市協調の象徴的事業になる」と話す。

 府庁本館は1926年完成。06年の調査で耐震強度の不足がわかり、府が隣接地に新庁舎を建設する試案を作成。最大で800億円を超す新庁舎整備費の財源として府有地売却も検討したが、「多額の事業費は府民の理解を得られない」との意見が府議会などから噴出。昨年5月、新庁舎を先送りして本館の耐震補強工事を選んだ経緯がある。

 今回の移転案について府幹部は「交渉次第だが、最も安価になる可能性がある」と指摘する。本館の耐震補強工事には合計152億円の事業費がかかる。そのうえ府の施設が手狭なため、民間ビル8棟に一部の部局を入居させ、年約6億4千万円(06年度)の賃料を支払っている。WTCの評価額は約162億円。

財政面から新庁舎建設に難色を示してきた自民党府議団も「大阪再生の目玉として非常に面白い」(浅田均幹事長)。府特別顧問の上山信一・慶応大教授は「過剰な設備を府と市で共有すれば大阪が強くなる」と評価する。

 ただ、反発もある。同じ与党会派の公明党府議団の光沢忍幹事長は「今までの検討は何だったのか。議会軽視も甚だしい」と不満をあらわにする。「本庁舎は歴史のある今の場所にあるべきだ」と橋下知事に反対した幹部もいる。

 「問題があるとしたら、むしろ大阪市の方」と話すのは市幹部。金融機関に対するWTCの債務509億円の返済が滞った場合は市が損失補償をすることになっており、「売却代の残りは市が負担しなければいけない」。別の幹部も「安く売ったら市民が損失補償をその分多くかぶらなければならない」と話す。

 ある自民市議は「浮かれていたら、突然『なかったことに』と言い出しかねない」と「橋下流」に対する警戒心をあらわにしている。

2008年8月5日

写真  耐震補強が必要とされる大阪府庁本館=大阪市中央区、本社ヘリから写真  大阪府が庁舎移転を検討するWTC=大阪市住之江区、本社ヘリから

表    ※表をクリックすると拡大します 地図

 

橋下大阪府知事、平松大阪市長にWTC移転提案

2008.8.5 13:54

会談に臨む平松邦夫・大阪市長(左)と橋下徹・大阪府知事=5日午前、大阪市役所会談に臨む平松邦夫・大阪市長(左)と橋下徹・大阪府知事=5日午前、大阪市役所

 二次破綻(はたん)が懸念される大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、同市住之江区)への大阪府庁機能移転を検討している橋下徹知事は5日、平松邦夫市長と会談し、WTCへの庁舎移転を正式に提案した。平松市長は「府が来ていただければありがたい」と歓迎の意向を示した。

 この日、橋下知事が大阪市を訪れた。橋下知事は、庁舎整備案の選択肢の一つとして府がWTCへ移転する案を平松市長に提示した。また、阪神高速淀川左岸線延伸部の整備についても協力を要請した。

 橋下知事は、WTCへ府庁移転を提案した理由について、「関西州の州都を見据え、府市協調の象徴にしたい」としたうえで、「移転が実現するには課題が多いが、関西州というゴールを設定すれば、それに向けて乗り越えられるのではないか。外資系ハゲタカファンドが買うのではない。市民、府民に後押ししてほしい」と話した

 一方、平松市長は「乗り越えなければならないハードルを把握する必要がある。橋下知事が描く青写真は大阪市にとっても納得のいくもの。それに向けての努力をさせてほしい」とし、今後WTCについてのデータを府に提示していく方針を示した。

橋下知事 州都誘致も視野

府庁WTC移転構想「ちょうど関西の中心」

 大阪府の橋下徹知事は4日、府庁本館(大阪市中央区)の移転が検討されている同市の第3セクタービル「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、住之江区)について、「関西州の州都として考えた場合、ちょうど関西の中心に位置する」として、道州制実現後の州都誘致も視野に移転を検討していることを明らかにした。

 橋下知事は読売新聞の取材に対し、「WTCは関空と神戸空港を結んだ中間点にある」と話し、「大阪府の枠組みではなく、関西全体の広い視野でとらえたい。移転すれば周辺の街づくりにもつながる」と指摘した。

 また、「府市連携の象徴にもなり、移転は有力な選択肢」「(本館がある)大手前は民間でも活用できる場所。思い入れの強い職員も多いだろうが、ノスタルジーほど障害になるものはない」などと述べ、現時点では建て替えや耐震補強よりもWTC移転が最有力との考えを強調した。

(2008年08月05日  読売新聞)

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カテゴリー: 市政改革

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