教育者とあろうものが……。教育委員会の存在意義とはなんだろうか?


いつも噂の絶えない教員採用と教頭・校長の人事問題。
大分県の事例は、決して特殊とはいえないと思う。大阪市では、議員や市民の要望を記録する制度ができて、全く、人事に口出しできなくなったが、ほとんどの市町村、都道府県がそこまでの制度を整えているわけではなく、コネ社会が現実には存在する。

しかし、教育者とあろうものが、自分の昇進に絡んで、金品を人事権のあるものに渡していたとなっては、いやはや。今回は、自らの非を認めて、内部告発を行ったから情状酌量の余地があるものの、ということは、黙っていまもその地位に座り、金品を受け取った輩が教育現場にうようよいるということになる。

「この世には、必要な悪もあるなんて、子供には教えたくありません」とドラマCHANGEで、朝倉候補は父の不正な政治献金疑惑を認め、国民に謝罪した。そういう時代の転換期にきているのかもしれない。これは、大人の対応で、なんていっているから、いつまでたってもしがらみ政治から脱却できない。自分にウソを突き続ける政治家や役人ばかりになってしまったら、この国はどうなるんだろうかと思う。

日教組の委員長は、朝生の田原総一朗の「教師は、労働者ですか聖職ですか?」という質問に、「労働者です」と即答した。せめて、「聖職者であり、労働者でもあります」といえば、まだしも、「労働者です」と断言した、こういう人がトップを張っている以上、日本の教育に未来はないと思ったが、上司である、教頭や校長まで、このていたらく。

公教育には、教える側に、資格がないのではないだろうか。こんな教育委員会の支配下にある、私立の学校もたまったもんじゃないと思う。杉並区は、教育委員会の事実上の廃止を行ったが、私も、教育委員会の存在にはうんざりしている。教育改革のかけらもなく、生徒ではなく、教師や日教組の顔色ばかりうかがう管理職は、即座に学校を去ってもらいたい。全校に民間校長を配置してもいいぐらいだと、過激に思ってしまった一連の報道でした。
 

以下、読売新聞より

大分県教委 異動に金券常態化か、青ざめる教育長

 

 大分県の教員採用を巡る汚職事件は7日、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が人事異動に絡んで金券20万円を受け取っていたことが判明し、さらに広がりを見せる可能性が出てきた。

 2009年度の採用試験を19、20日に控え、次々と表面化する不祥事に県教委幹部は頭を抱え、保護者らからは憤りと全容解明を望む声が相次いだ。

 富松氏は2007年度の採用試験に絡み、元教育審議監で同県由布市教育長・二宮政人容疑者(61)、県教委義務教育課参事・矢野哲郎被告(52)らが贈収賄容疑で逮捕されたことを受け、小矢(こや)文則教育長らと5日記者会見し、深々と頭を下げた。

 その記者会見後、読売新聞の取材に応じ、採用に関する金銭の授受については「うわささえ聞いたことがない」「(事件には)私は一切関与していない」と語った。しかし、7日朝は一転して、その矢野被告から異動に伴う「あいさつ」名目で金券を受け取ったことは認めた。ただ、詳細については県警から事情を聞かれているとして口をつぐんだ。

 さらに富松氏は、「親しい間柄では、あいさつ名目で金券や現金を贈ることもあり得る」と語り、異動に絡む金券や現金授受が県教委で常態化していたことをうかがわせる発言もした。

 県教委は同日午後、臨時の教育委員会を開き、採用を巡る不正防止策を盛り込んだ09年度採用試験の概要を発表する手はずになっている。

 小矢教育長は同日朝、教育長室前で、富松氏が金券の授受を認めたことについて「いや、知りません。まだ報告を受けていない。本人からの連絡もありません。本当ですか」と青ざめた表情で語った。

(2008年7月7日  読売新聞)
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カテゴリー: 教育改革

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