海辺のマーチ。不登校になった小学校時代に先生からいただいたい本。なんとなく検索したら蘇る記憶。


「海辺のマーチ」 中野みち子さんの児童文学で、実は、小学校の一時期不登校になったことがあって、担任の先生が贈ってくれたんです。

なぜ、不登校になったのか、未だに思い出せないのですが、朝になると、熱が出て、というよりは、熱が出たふりをしていたのかもしれません。

自分では、1ヶ月ぐらい休んでいたのではないかと思うのですが、もっと短かったかも。

この本のタイトルだけはずーと覚えていて、その後、引っ越したこともあって、たぶん、家の中の段ボールか倉庫の片隅に眠っていると思うんです。

 

一昨年の秋に、関西こども文化協会のパネルディスカッションに参加したときに、いわゆる「子どもの居場所」がテーマだったんですが、このエピソードがふっと浮かんで紹介しました。(ブログで取り上げてくださった方のページ

ただ単に何となく、学校に行くのがいやになってしまったんだと思うんですが、仮病もばれていたはずなのに、家族からも先生からも登校を強制されなかったんですよね。今思えば先進的な対応。いったん、自宅を出て、途中で、おなかが痛くなったと帰ってきたこともありましたから、かなり重症だったのを察知していただいたのでしょうか。

私たちの世代は、ちょうど受験戦争まっさかりの時代で、あの有名な灘中やラサールなんて学校がもてはやされた時代です。スパルタの塾が取り上げられて、詰め込み世代だったんですよね。

近所の一つ年上の小学校6年生の子が自殺したなんてこともあって、学校側も神経を使ってくれていたのかも、なんて、今になって思います。

いじめメールの問題が各紙で取り上げられたこともあって、ふっと思い出して検索してみたら。

あるサイトで、中野みち子さんこと、吉田美智子さんの記事に出くわしました。取材の部屋というページで、以下抜粋。

 

6/7頁―まちを彩るひとびと その8
   『いくつもの時代こどもを見つめて』吉田美智子さん
 吉田さんは幻の村・新川の出である久下の旧家に生まれました。昭和21年、県立熊谷高女卒業。絶対的な教員不足の混乱期、進学を断念し久下小に就職しました。五年後東小在籍中、埼玉大学教員養成科修了。以後川口市で教壇に立ちながら児童文学作家・ペンネーム中野みち子としてデビューを果し著作は多数あります。退職後故郷に戻ったのが平成元年のこと。それからは創作の他、更に熊谷の民話の再話、語りの実践、朗読の会の指導などに手を広げています。
 師は井野川潔先生。文学志望で田舎から出てきた早船ちよ(「キューポラのある街」で一世を風靡)を育て、後に結婚した雑誌編集者・教育運動史家です。
 師の勧めで児童書の名門理論社から「海辺のマーチ」を出したのが、昭和46年。北海道の営林署の人間模様、森林と海を舞台に対立する労資・親子、そして幼い恋が描かれた骨太なドラマです。二年後、刊行した「先生のおとおりだい!」は版を重ねて、発行部数は十数万冊となっています。
 一番の大作は江戸時代のアイヌ悲話「シャクシャイン物語」、昭和60年刊行。師は・・・アイヌ民族の偉大な叙事詩の「ユーカラ」に一つ、つけ加えるか、それにも増してうつくしくも、すがすがしい・・・(後略)・・・と評しました。
 こども達は本当にいい子だけど、「何か足りないものがある」。「今のこどもは可哀想。本音で人と付き合っていない」といいます。しかし、前出の本に、師は「書くことが出来るこどもなら、自分を客観視できているから大丈夫」と書いています。
 取材を終えても著書を開く度毎に「書く」ことの重さと吉田さんの言葉、文体の潔い美しさが胸に迫って来ます。

 なお著書の一部は熊谷市立図書館で借りることができます。

 

image459 この方が中野みち子さんだったんだ!!

 

image460 一番右側が思い出の「海辺のマーチ」

 

自分が小さいころに読んだ本の故事来歴を見ると、いたく感動するものですね。 残念ながら、「海辺のマーチ」は、楽天ブックスでもアマゾンでも売り切れで在庫なしなので、思い出に浸るために、自宅を探し回りたいと思います。

というのは、全然内容を覚えてないのです。田辺先生(担任の先生)ごめんなさい。

不登校のあと、意を決して登校したら、みんな普通に接してくれて、遅れてた勉強もみんな交代交代で教えてくれたりして、いいクラスだったよな。未だに、年賀状を交わしてるのは、二人ぐらいしかいないけど、また、訪ねてみようかな。堺市立百舌鳥小学校

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カテゴリー: 教育改革

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