女性職員の逆襲!? 橋下知事にもの申した職員の勇気をたたえたが、あの認識って、大阪府は大丈夫なのか。


大阪市から見ると、今回の女性職員の発言は、びっくりするほど古くさい。若いのに自分を労働者としか位置づけていないあの感覚。橋下知事はやさしいのか、女性を攻撃するのに躊躇したのかもわかりませんが、公務員は、労働者ではなく公僕。議員も公僕。市民の皆さんが、働いていただいたおこぼれを頂戴している身分以外の何者でもない。

これが、あの自治労の悪影響で、こんな若い職員にまで蔓延しているとは、大阪市は、この試練に2年前にぶつかり、今もぶつかり続けている。相次ぐ職員の不祥事で、職員側の分が悪かったこともあったから、労働組合も守勢に回らざるを得なかったというタイミングの問題だろう。

大阪府は逆で、先にコンプラで締め付けを行おうとしたのが間違い。まずは、内部告発から事実に基づいて、信賞必罰で臨み、不正を明らかにしていくことから始めなかったのは、橋下知事の判断ミスだろう。女性職員の思いもわからなくはない。

ただ、彼女は、サービス残業をしているかもしれないが、未だにカラ残業や中抜けなどが、これだけ厳しくしても出てくる大阪市の実態をみると、大阪府だけは別とは思わない。まして、サービス残業をしているなら、それこそ、きちっと仕事をしているわけだから、労働基準局や労働組合に訴えるべき。

もう一つ彼女が間違っているのは、職場のことは、現場の職員が決めるという感覚。これは、いくらなんでもいただけない。つまりガバナンスがわかっていないわけで、大阪府は一企業体としては、たぶん機能していないことを裏付けている。組織というものが、どう機能すれば、結果を出すかわかっていない。

仲間内だけで、仲間内のなぁなぁの利益を優先すれば、府民は置き去りにされる。そんな職場環境では、赤字隠しという結果になるのもうなずける。彼女自身のやむにやまれぬ感情から出たことばだろうが、はっきりいって、感覚がずれているとしかいいようがない。もし演出だとしたら最悪の演出だが……。

あの橋下氏なら本当は徹底的に攻撃できたろうに、今回は、何となくひいてしまったのは、戦略なのか。私なら、サービス残業なんてとんでもない。一体労働管理は、どうなっているのか!と幹部を一喝して、細かな労働管理の問題に踏み込むけどね。

大阪市は、手書きの出勤簿がついこの間まで、続き、カラ残業問題の発覚で、ICカードに変更、それでも、カードの貸し借りによる不正打刻が発覚して、指紋認証でもしようかという状況。大阪府にこういった問題がないとはいえません。

ちなみに、大阪府から給料をいただいている小学校、中学校の教職員は手書きでしたが、このたび、ICカードを導入することになりました。

ピンチはチャンス。ガンバレ橋下知事。

 

橋下知事VS女性職員 若手対象の朝礼でバトル

◆ “橋下節”さく裂 ◆
 大阪府の橋下徹知事(38)は13日午前、30歳以下の若手職員約330人を集め、初の朝礼を開催した。終盤には「朝礼を始業前にやるとなったとき、組合とかが超過勤務どうこう言ってきたら僕が現場を回り、勤務中のタバコ休憩や私語をした分、減額します」と“橋下節”がさく裂。女性職員(30)から「どれだけサービス残業していると思っているんですか!」とかみつかれる騒動を巻き起こした。
◆ 女性職員「現場バラバラにしている」と痛烈批判 ◆
 午前9時15分から始まった朝礼。序盤こそ「大阪を変えるには現場が変わらないといけない」など演説に終始していた橋下知事だったが、これだけでは終わらないところが“らしさ”なのか…。
 スタートから約20分が経過した頃、コメンテーター時代を思い起こさせる辛口トークが飛び出した。「8時45分から朝礼をやりたいと言ったら、府幹部から『超過勤務になります』と言われた。始業時間の20分、30分前に来て準備や朝礼をして始業時間から仕事するのが普通」と職員に強烈なダメ出し。さらに「たかだか15分の朝礼で残業代が発生するなら、始業時間から終業時間まで一切、タバコ休憩も私語もなしだ」と言い放った。
 この発言に我慢ならなかった環境農林水産部の女性が「異論があれば言ってほしい」との知事の言葉に従って猛反論。イスから立ち上がり「きれいごとを言ってますが、一貫して職員と職場の団結をバラバラにするようなことばかり」と厳しく批判した。
 知事就任後も様々な発言で物議をかもしてきた橋下知事。だが、この日はキレることなく、「ありがたい意見。ぜひ議論を起こしてください」とソフトな対応。職場の意見をくみ取る仕組み作りに着手することを明言した。
 朝礼終了後にも橋下知事は「彼女は立派だと思います。ああいう人が増えれば組織も変わってくる」と余裕しゃくしゃく。「テレビの前で、職員がさぼってるみたいなことを言うやり方が現場をバラバラにしている。みんなが思っていることを言っただけ」と憤りを隠さない女性とは対照的に「良かったと思います」と涼しい表情を浮かべていた。

[ 2008年3月14日付 紙面記事 ]

 

橋下知事が初朝礼 女性職員、発言にかみつく一幕

2008年03月13日12時29分

 大阪府の橋下徹知事は13日朝、府庁で30歳以下の若手職員約330人を集め、初めての朝礼を行った。普段、知事と接する機会の少ない非管理職の職員が対象。自らの改革姿勢を若手職員にも共有してもらうという狙いだが、橋下知事の発言に怒った職員がかみつく一幕があった。

写真

大阪府の若手職員らに思いを語る橋下徹府知事=13日午前9時25分、大阪市中央区で

 橋下知事はあいさつで子育て支援や教育に取り組む姿勢を強調。「10年後、大阪がガラッと変わるような基礎をつくりたい」と熱弁をふるった。

 職員が反論したのは、あいさつの途中。橋下知事が当初、始業前の朝礼を提案したものの、府幹部から「始業前の朝礼は超過勤務になる」と指摘されたことを披露。「ならば勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部減額させてもらう」と迫った。

 これに対し女性職員(30)が立ち上がり、「どれだけサービス残業をやっていると思っているのですか。あなたはきれいなことを言っているが、職員の団結をバラバラにするようなことを言っている」と不満をぶつけた。橋下知事は「ありがたい意見。ぜひ議論を起こしてほしい」と応じた。

 

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