相次ぐ小沢氏への非難、国民の民主党への期待は幻想でしかない。


世論調査の発表が相次いで行われ、あたかも民主党が優位に立っているように見えるが、果たしてそうだろうか。

民主党の政党支持率は、自民党をわずかながら上回り、今総選挙があったらどこの政党に投票するかという質問では、自民党に十数ポイントも水をあけるなど、さも好調そうに見える。

もちろん、この調査は、新テロ特別措置法の採決前で、小沢民主党代表の裁決ボイコット問題の前であり、さて、今調査をしたらどうなるのか、という気がします。

ただ、国民の期待感が民主党に向いているにもかかわらず、この1ヶ月の同党の動きは、貧弱としか言いようがないし、やっぱり、寄せ集め政党の真骨頂を発揮したといえる。

国際政治の中での、位置づけというのは、政権が交代するたびに、変わってしまうと、同盟関係にも支障をきたすということは、国民のほとんどがわかっている。ただ、テロ特別措置法に関して、国民は国際貢献のあり方について徹底した政策論争を望んでいたのではないかと思われる。

ところが、小沢氏独自の国連中心主義の稚拙な論理構成と、不完全な民主党の対案に、国民は失望した。しかも、共産党、社民党とも採決を巡って意見が食い違い、民主中心の政権構想に暗雲が立ち始めたといえる。

今後の選挙協力を念頭におけば、引き延ばしで共産、社民の心証を悪くするわけにもいかず、採決に踏み切った訳だが、そのときに、肝心の党首・小沢一郎は、敵前逃亡して、大阪の府知事選挙の応援に飛んでしまった。

民主党内では、本当は新テロ特別措置法に賛成だったのではなどという不信感が渦巻いている。

あ~あ、やっぱり小沢一郎という人は、何も変わっていなかったということ。まるで、朝青龍のようだ。

もう、そろそろ、小沢神話の崩壊に国民の皆さんも気づいてほしい。大連立~辞任騒動とあれだけ翻弄されたのに、今回の敵前逃亡でも、まだ、小沢に期待をかけるというのはいかがなものか。

薬害肝炎訴訟や年金、税制においても、政争の具としてしか、政策をみることができないすがたは、保守政党というよりも、時間の止まった旧社会党のようにしか、私はみることができない。

民主党をいまだもって支持し、政権を一度とらせてみたいという人々は、自社さ政権~自自連立の失われた十年を忘れてしまったのでしょうか。鳩山、小沢、菅の3名は、この政権に参加しており、政権をとるのが初めてでも何でもなく、政権運営に失敗した人々なのであります。

もちろん、年金問題も薬害も、この時代から存在していたわけで、与党を攻めるのはお門違いなのだ。だからこそ、年金や税制については、参議院で多数を占めている責任を考えたならば、与党と同じテーブルにつく義務があると思います。

それにしても、小沢氏が大阪府知事選の応援にくるのは仕方ないにしても、くっつき虫のように最近、小沢べったりの田中康夫氏の行動はいかがなものかという気がする。小沢氏と一緒に街頭で練り歩く姿をみると、残念としかいいようがない。

 

街頭演説で小沢氏にやじ

 大阪府知事選で12日、民主党が大阪市のJR京橋駅前で開いた街頭演説で、11日に新テロ特措法案の衆議院再議決を棄権、選挙応援をした小沢代表を批判するやじが、聴衆から飛んだ。

 小沢氏は街頭には立たず、現場にいたのは鳩山幹事長ら幹部や、候補者の熊谷氏のみ。鳩山氏は「国民の命を守るためなら、3分の2で再議決という強引なことをしてもいいが、米国やパキスタンに油をただであげるくらいなら、高騰しているガソリンの値段を下げるべき」と、政府の対応を非難して理解を求めた。しかし小沢氏の行動には党内外から批判が出ているだけに「何やってんだ、小沢」などというやじには陣営にも一瞬、動揺が走った。

 小沢氏はこの日、大阪市内で、昨年12月22日に胸腺がんで亡くなった山本孝史参院議員(享年58)の告別式に参列、時折言葉を詰まらせながら弔辞を読んだ。「58歳の若さで旅立ったことは、痛恨の極み。がん対策基本法、自殺対策基本法は、あなたの情熱と行動力なしにはあり得ない。本当に誇りに思う」と、亡き同僚をしのんだ。

 小沢氏はこの日も棄権の理由を語らなかった。鳩山氏は「暗くなる前に大阪に着こうと(議場を)早く出たようだが、地元は待っていてくださった。それならもう1便くらい遅い飛行機でも良かった」と指摘した。

[2008年1月13日11時45分 紙面から]

 

「国民におわびしたい」 小沢氏本会議退席で鳩山氏

2008年1月13日 11時44分

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日のフジテレビ番組で、小沢一郎代表が衆院本会議での新テロ対策特別措置法の採決直前に退席したことに関し「国民におわびしなければならない。申し訳なかった」と謝罪した。

 鳩山氏は、大阪府知事選応援を理由にした小沢氏の退席を「結論が分かりきった採決よりも、白熱した府知事選の方が大事だと思ったのだろう」と釈明した上で、「どちらも重要だが、国会議員としての責務は果たすべきだった」と述べた。

 通常国会で焦点になる道路特定財源の暫定税率問題をめぐっては「衆院解散に追い込むべき大きなテーマだ。国民の暮らしを直撃しており、一歩も引かない覚悟で臨む」と意気込みを強調した。

(共同)

 

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