共産党も証人喚問の強行採決を棄権すべきだったとの見解 民主党が多数をとれば魔女狩り横行か


証人喚問は、呼ばれた人間の人格を含めて、万人の前で裸をさらすリスクを負うもので、裁判以上に打撃を与えることになる。

そういうことを鑑みて、何でもかんでも証人喚問していたら、ある故意のもとに、政治をコントロールすることだって可能になるのではないでしょうか。

暴走政治と与党を批判していた共産党のわりには、さらに政治戦略の道具となる危険性が伴う証人喚問の強行採決に参加したことを、不審に思っておりました。

民主党は、あげた手はおろせない状況で破れかぶれになっているのは、見え見えだったわけで、ある意味理解できます。

しかしながら、共産党は、このところ退潮傾向が続いており、さきの、大阪市長選挙でも橋爪氏に負ける選挙区もあるなど、組織力の低下というか、野党の輝きが薄れ、社民党とともに、まるで民主党の陰のような存在になりつつあるのに、唯々諾々と民主党に従っていていいのかと心配しておりました。

国会議員の良識として、同僚を引き回すのだから、それなりの覚悟と裏付けが必要で、本来は、宴席に出たかでなかったかは、どうでもよく、さらに踏み込んで、収賄、請託がなかったのかあったのか、を明らかにするのが本筋。民主党は、そこまでは、つかんでいる様子は、委員会の質疑をみてもなかった。証人喚問にこだわるあまりの委員会軽視ともいえる昨今の民主党の不可解な対応には、はなはだ違和感を覚えるものです。

下手をすると、証人喚問が魔女狩りの場になりかねない。脅しの手段として、証人喚問が使われるとなると、本末転倒ではないでしょうか。あのアメリカのアカ狩りを想起させます。あのチャップリンもマッカーシーにアカの烙印を押されました。国会議員たるもの、あくまでも、委員会での議論に埒があかないとか、どうしても、証人喚問で決定打を打たなければいけないというのなら別だが、安易な査問的行為は慎むできではないでしょうか。

共産党は、ある意味で、自らの非を正直に認めたわけで、遅きに失したもののの、その勇気は、敬服に値する。一方、民主党は、守屋逮捕で揺れている。何しろ、額賀氏が宴席に出ていたことの証言、また、当時の席を譲ったとかの行動、座席表なるものの出所は、守屋氏だったとあっては、それじゃ、ほかの証拠は何もなかった、ほかの出席者の証言はなかったのということになる。

自民党の調査によると、ご存じのように、額賀氏にはアリバイがあり、濱田屋の宴席に参加していた、ほかの6人から、額賀氏は出席していなかったとの証言も得ており、ほぼ事実は確定している。まぁ、ここまでくれば、額賀氏の証人喚問と守屋氏の出張尋問でもなんでもしたらと思いますが、なぜか、弱気な民主党。結局、永田メール事件の再来となるのでしょうか。山岡氏、辻氏、浅尾氏には、きっちり責任をとってもらいたいものです。

また、朝のスーパーモーニングで、自民党は強行採決を何度もやってるだからうちが1回ぐらいやってもと発言していた小沢さん。証人喚問はやるかやらないかについて何時間も議論したでしょうか。法案については、過剰といえるぐらい時間をかけて採決を行ったにすぎないことは明白。まして、証人喚問が議員にとって、どういう意味をもつのか、おわかりでないよう。

自民党は、もうそろそろ小沢カードを思い切ってきるべき時ではないのだろうか。ここまでこけにされたら、小沢氏が山田洋行から600万円の政治献金をうけとっていたこと以外に、同社との関係はなかったのか、なぜ、巨額の政治献金を受け取る関係となったのか、新進党時代にさかのぼってみれば結構おもしろい事実が浮かび上がってくるかも。政治資金規正法については、与党で、決着をみたようだが、小沢氏の不動産取得と運用については、果たして解決したといえるのだろうか、何とか還元水があんなに攻められ自殺に追い込まれたのに、小沢氏に対しては何を遠慮されているのか、これも不思議ですね。

 

証人喚問議決、共産「賛成は間違いだった」と異例の見解

特集防衛汚職

 共産党は29日、参院財政金融委員会が額賀財務相と前防衛次官の守屋武昌容疑者の証人喚問を民主、共産両党の賛成で議決したことについて、「賛成したのは間違いで棄権すべきだった」とする見解を発表した。

 同党が国会の議決を巡る態度を撤回するのは極めて異例だ。与党の反発に加え、野党の足並みも乱れたことで、民主党内でも喚問見送り論が広まりつつある。

 共産党の穀田恵二国会対策委員長は29日、国会内で臨時の記者会見を開き、額賀氏らの喚問議決について、「全会一致で決めるべきだった。私が(判断を)間違い、(志位委員長ら)指導部からの指摘を受けた」と撤回の理由を説明した。

 同党は多数決での採決などには基本的に慎重なことが背景にあると見られる。

 穀田氏は、12月3日に予定される証人喚問の実施について、再検討するよう各党に働きかける考えも示した。

 国民新党の亀井静香代表代行も29日、鳩山民主党幹事長と会談し、「多数決による議決は望ましくない」との考えを伝えた。

 これに対し、民主党の輿石東参院議員会長は29日の記者会見で、「(証人喚問実施の方針に)変わりはない。全会一致が望ましいが、どうしても必要なら、多数決でもやむを得ない」と述べるなど、喚問実施になお意欲を示した。

 参院財金委は30日の理事懇談会で改めて協議するが、野党共闘を重視する立場から、民主党内でも喚問実施への慎重論が出ている。

 菅代表代行は29日の記者会見で、「野党共闘があって初めて参院の過半数が維持されている。他の野党の意見を十分に聞きながら対応していくことが必要だ」と指摘した。鳩山幹事長は小沢代表に、「参院の判断を尊重するが、一歩引いて考えたい。12月3日の喚問は延期になるかもしれない」と伝えた。

 一方、自民党は29日、額賀氏が出席したと守屋容疑者が証言した宴席について、2人を除く出席者6人全員から、「額賀氏は同席していなかった」との証言が得られたと発表した。

 同日の参院財金委理事懇では、証人喚問の中止と22日の同委で額賀氏の宴席同席問題を取り上げた民主党の辻泰弘氏らの参考人招致も求めた。

(2007年11月29日21時27分  読売新聞)

 

2007/11/28-23:29 民主・辻氏の参考人招致要求=野党の額賀氏喚問に対抗-自民

 自民党の鈴木政二参院国対委員長は28日夕、国会内で民主党の簗瀬進参院国対委員長と会談し、額賀福志郎財務相が防衛専門商社元専務らとの宴席に同席したとされる問題を委員会で追及した辻泰弘民主党参院議員の参考人招致を求める考えを伝えた。しかし、簗瀬氏は「認められない。必要がない」として拒否した。
 辻氏は22日の参院財政金融委員会で、額賀氏に対し「同席者から額賀氏が参加したとの証言を得ている」と質問。額賀氏は否定したが、野党が同氏の証人喚問を議決したため、自民党が辻氏招致で対抗措置を取った形。同党は今後、宴席に同席したとされる民間人の参考人招致も求めていく方針だ。

 

【政論】「仁義なき強硬と報復」額賀氏証人喚問

2007.11.27 21:52

このニュースのトピックス守屋前防衛次官問題

額賀福志郎財務相 額賀福志郎財務相

 国会は一体どうなっているのか。自民党が、額賀福志郎財務相の守屋武昌前防衛事務次官との宴席出席疑惑を全面否定すれば、民主党は守屋氏がネタ元だと暴露し、額賀氏の証人喚問を強硬に決めた。自民党が報復に出るのは必至とみられ、もはや「仁義なき戦い」に突入した感がある。

 そもそも騒ぎの発端は守屋氏が15日の証人喚問で「額賀氏と会合で同席した」と証言したことだった。だが、その宴席はジェームス・アワー元米国防総省日本部長を囲むセレモニーであり、かつての「ノーパンしゃぶしゃぶ」のような隠微な会合だったわけではない。額賀氏に隠す理由はない。

 民主党もその辺は十分承知していたようだが、額賀氏が「形跡もなく、記録もない」などとあいまいに否定し続けたことが追及に駆り立てた。

 揺さぶることで虚偽答弁をとらえることができたら、額賀氏の問責決議案の可決できる。主要閣僚のクビを飛ばせば、福田政権を根底から揺さぶることができると踏んだわけだ。

 22日午前の参院財政金融委員会で民主党の辻泰弘参院議員らは、昨年12月4日に東京・日本橋人形町の料亭「濱田家」で宴席があり、守屋氏の正面にアワー氏が座り、額賀氏が到着すると防衛専門商社「山田洋行」の元専務、宮崎元伸容疑者らが席をずらしたことまで詳しく明かした。ここまで自信満々だったのは、守屋氏から確たる証言を得ていたからだった。

 防衛政策の専門家である守屋氏から見れば、元上司の額賀氏は口うるさい「目の上のタンコブ」だった。自らに司直の手が迫る中、意趣返しを狙ったのか。調査結果に手応えを感じていた自民党にとっても、守屋氏という伏兵は予想外だった。

 だが、宴席の出欠を確認するためだけに証人喚問を行うことが本当に国益につながるのか。まして、この騒動によりインド洋での海上自衛隊による補給活動の中断がさらに長引くのであれば、国会の存在理由は何なのか、首をかしげたくなる。 (加納宏幸)

 

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