あきれた社会保険庁 組合との覚書 ブーメランかえる


 業務の全国オンライン化計画の実施にあたって、
 昭和54年5月に社会保険庁総務会長と自治労国費協議会事務局長とが取り交わした確認事項は、
 作業基準について7項目を定めています。

 1.端末機操作は、専門職化せず、一般職員が行う
 2.端末機の運用時間は、現行の勤務時間内とする
 3.窓口装置を連続操作する場合の1連続作業時間は、50分以内とし操作時間50分ごとに、15分の操作しない時間を設ける
 4.窓口装置の1人1日の操作時間は、平均200分以内とし、最高300分以内とする
   5.窓口装置の1人1日のキータッチは、平均5000タッチ以内とし最高10000タッチ以内とする。

 また、各職員及び毎日の作業量はなるべく平均化するよう努めるものとする
 6.端末機の操作にあたり、ノルマを課したり、実績表を作成したりはしない
 7.端末機の機種の変更、更新、その他必要な事項については、その都度、事前に協議を行う

 昭和63年5月の確認事項では、さらに労働条件が緩和されていました。操作時間も200分から180分へと減っています。なぜでしょうね。

 1.窓口装置を連続操作する場合の1連続操作時間は、45分以内とし操作時間45分ごとに、15分の操作しない時間を設ける
 2.窓口装置の1人1日の操作時間は、180分以内とする
  ただし、法改正等業務の繁忙時においては、1日270分を限度とし、週平均1日180分を超えないこと

 平成8年6月の、窓口装置で使用するJIS配列キーボードを配布するにあたっての確認事項も興味深いものでした。なんか、

 社会保険庁が職員に対して腫れ物に触るように接してきたことが分かります。

 1.現行の50音配列キーボードに加え取り替えが容易なJIS配列キーボードを配布する
 2.キーボードの使用については、操作者の判断による選択とし、一方的に押しつけるものではない
 3.職業病予防の観点から、45分操作15分休憩、1日あたりの総操作時間、キータッチ数の制限など、覚書を守れる職場体制を確保する
 4.キーボードの変更によってもたらされる入力作業量などの点検や労務管理強化は行わない
 5.この装置によって、入力業務の民間下請化を進めるものではない
 6.今後とも、オンライン関係についての国費協議会からの要求の実現にむけ、誠意をもって対処する

 平成14年10月には、昼休みにおける窓口の対応に関する確認事項もありました。

 社会保険庁と自治労との間の覚書・確認事項は計98件にも及ぶので、いろいろなものがあります。

 1.昼休みにおける窓口対応は、地域住民のニーズ、地域の実情等を考慮し、職場で対応できる必要最小限の体制で行うものであること
 2.オンライン稼動時間の変更は、現行の勤務形態を変更するものではなく、勤務時間内で対応するものであること
 3.休憩場所の確保など環境整備に配慮するとともに、行政の混乱を招くことのないように責任ある対応を図るものであること
 4.問題が生じた場合は、別途協議するものであること

いやはや、ここまで細かく取り決めないと仕事ができない職場なんですね。

そりゃ何年もかかるは、長妻さんのいうとおり。
この条件なら、社会保険庁の職員なら何年もかかるでしょうから、民間や社会保険労務士の方にどんどん社会保険庁に
きていただいて、市場化テストやっちゃいましょうや。国民のためにね。
 
残念ながら、長妻さんのつっこみは、社会保険庁職員、自治労国費協議会にブーメランのように国民の批判がかえってくるでしょう。


 

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カテゴリー: ニュースと政治

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